韓国の寝台列車「へラン号」の旅
こんにちは。もと海外旅行添乗員&公立高校の英語教諭で、現在は英語を使う仕事で生活をしているゆういち(@lifeasaguide93)です。
最近、こつこつと過去の海外添乗の想い出をブログ化しており世界史やら世界地理やらの復習をしていました。韓国の寝台列車「へラン号」の旅の想い出を記事化します。
1日目 千歳空港~仁川(インチョン)空港~水原
千歳空港からソウルに移動し到着後、バスで高速道路を南下、水原へ向かいました。水原到着後、市内のレストランにてプルコギを食べホテルにチェックイン。
(水原:ラマダ・プラザホテル泊)
2日目 水原市内観光
この日は終日、世界遺産水原の観光です。まずは華城行宮へ。専門解説員により説明とともに見学。「チャングムの誓い」のロケ地でもありました。その後、城壁の東北部分の蒼龍門近くへ。城壁の上からの景色を楽しみました。
見学後、韓国民俗村へ。石焼ビビンバとチヂミの昼食を食べた後、韓国各地の農村風景を楽しみました。日本と似ているようで少し違う昔ながらの伝統的な農家を見学しホテルに戻ります。
夕食は「カボション」にて水原名物のカルビを堪能しました。夕食は水原華城の東門・蒼龍門を再び訪れライトアップを見学しホテルに戻りました。
(水原泊)
3日目 水原~谷城~順天
いよいよへラン号の旅のはじまりです。水原駅の改札口で列車のチェックイン後、ホームへ。青い美しい車体のへラン号に乗車しました。
早速、ラウンジカーにてへラン号スタッフによる歓迎会。このような催しは列車チャーターならではのイベントです。歌やフルートの演奏などを楽しみました。
昼食は食堂車にてプルコギ弁当を食べ、午後は谷城駅で下車。バスに乗り文化センターへ。伝統芸能「パンソリ」を鑑賞した後、旧谷城駅周辺を散策。
映画も撮影された1960年代を再現した街並みを歩きました。その後SL列車に乗車し旧線をのんびりとSL列車の旅です。蟾津江を眺めながら柯亭駅までを楽しみました。
その後、昔ながらの風情が残る楽安村へ。高台から見た村の景色は風情がありました。実際に住民が生活を営んでいるという村の散策を楽しみ、夕食は地元レストランでの海鮮料理を食べました。夕食後は順天駅へ。夜はへラン号にて歌手のミニコンサートを楽しみました。
(へラン号泊)
4日目 順天~統営~慶州
早朝、順天から馬山に移動し、バスで港町、統営へ。ふぐスープの朝食の後、1975mの韓国最長のロープウェイにて弥勒山(標高461m)を見学。統営の町や閑麗水道の展望を楽しみました。見学後、バスで馬山駅に移動しへラン号乗車、そして慶州へ向かいました。
昼食は食堂車にて寿司弁当を食べ、午後はラウンジカーで現地ガイドによる韓国語講座を楽しみました。
慶州到着後、世界遺産の仏国寺の見学、さらに古墳群の写真を撮り、古墳の内部を見学できる天馬塚を訪ねました。
夕食は壽石亭にて韓定食を楽しみ、夕食後は新羅時代の離宮があった雁鴨池(アナプチ)のライトアップを見学しました。その後列車に戻ります。
(へラン号泊)
5日目 慶州~正東津~ソウル
前夜からへラン号は走行し、早朝、現在は定期列車が運行していない「三陟線」の楸岩駅へ。日の出前に下車し海岸で日の出を見学。この日は雲の切れ間から素晴らしい朝日を見ることができました。
見学後、バスで地元の朝食レストランへ。海魚とわかめのスープをメインとした朝食を楽しみ、バスにて武陵渓谷へ。三和寺までのハイキングを楽しみました。散策後、東海駅からへラン号に乗車し、東海岸の美しい景色を車窓から楽しみながら海に最も近い駅としてギネスブックにも載っている正東津駅で下車。
へラン号やスタッフ、そして景色との写真撮影を楽しみました。その後へラン号は海岸線を離れ、韓国随一の羅漢亭スイッチバックを経て太白駅で下車。「韓牛骨」にて韓国でも有名な太白牛の焼肉を楽しみました。
昼食後、再びへラン号に乗車し韓国一標高の高い駅、杻田(チュジョン)駅(標高855m)にて山の景色を背景に写真撮影を楽しみ、その後へラン号はソウルに向かいます。いよいよへラン号とスタッフとのお別れも近づきます。
車内ではクイズ大会などスタッフとの交流を楽しみ18:20分頃、列車はソウルに到着。その後「チャングムの誓い」の料理監修をした韓先生が運営する「宮宴」にて宮廷料理を楽しみました。その後ソウルのホテルにチェックイン。
(ソウル:グランド・アンバサダー泊)
6日目 ソウル~仁川~千歳
早朝ホテルを出発し仁川空港へ。航空機にて帰国の途へ。
最後まで読んでいただきありがとうございました!旅行の力で日本を盛り上げていきたいと考えています。Instagram, Twitter, Facebook など各SNS運営しています!よろしければご覧下さい!
https://www.instagram.com/yuichi_hokkaido_travellogs/