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英語通訳ガイドとしての生き様を公開しています!

フランスロワール地方古城巡りの旅

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こんにちは。もと海外旅行添乗員&公立高校の英語教諭で、現在は英語を使う仕事で生活をしているゆういち(@lifeasaguide93)です。

 

最近、こつこつと過去の海外添乗の想い出をブログ化しており世界史やら世界地理やらの復習をしていました。フランスロワール地方古城巡りの旅の想い出を記事化します。

 

1日目 千歳~成田

夕刻、千歳空港で集合し、日本航空3048便にて成田空港へ。成田到着後は、翌日のフライトに備え成田近郊ホテルでの前泊となりました。

                        (成田近郊:旧エクセル東急泊)

2日目 成田~パリ~ベルサイユ

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朝、成田空港に集合し、日本航空405便エグゼクティブクラス(添乗員の私はエコノミークラス)でパリへ。パリ到着後、バスにてベルサイユのホテルへ。その後チェックイン。

               (ベルサイユ:プルマン・ベルサイユシャトー泊)

3日目 ベルサイユ

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終日ベルサイユ宮殿の観光です。日本語を話す専門ガイドさんの案内でルイ15世、ルイ16世のプライベートルームなど、通常見学できない場所を特別入場にて見学しました。その後、鏡の間などを見学し昼食のレストランへ。

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【ビーナスの間】

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【王妃の寝室】

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【鏡の間】

昼食後、再びベルサイユ宮殿に入場。広大な庭園をプチ・トランに乗って楽しみ、マリーアントワネットが好んだプチ・トリアノンを見学しました。見学後自由行動とし、引き続きベルサイユ宮殿を満喫。庭園の散策を楽しんだ方もいました。

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【ベルサイユ宮殿庭園】

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【プチ・トラン】

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【プチ・トリアノン】

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【マリー・アントワネット】

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夕食は宮殿近くのレストランにて。食後はベルサイユ宮殿のライトアップを見てからホテルに戻りました。

                               (ベルサイユ泊)

4日目 ベルサイユ~シャルトル~ラヴァルダン~トゥール

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朝、バスにてシャルトルへ。まずはシャルトルのシンボルでもあるノートルダム大聖堂の見学。1145年に建設が始まり、ロマネスクを基盤とするゴシック様式の建物です。オリジナルの12~13世紀につくられたステンドグラスが残り、美しい青のステンドグラスはシャルトルブルーと呼ばれています。

 

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大聖堂の見学後、坂を下り旧市街の散策。ウール川沿いに建つ家並みは雰囲気がありました。歩いて昼食のレストランへ。

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昼食後はバスにてフランスの美しき村・ラヴァルダンへ。人口約200人という素朴な村で11世紀建造の廃虚となった城の敷地内も散策しました。その後、バスにてロワール地方の観光の拠点トゥールへ。

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【ラヴァルダン村】

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夕食はバスにてランジェへ。夕食後、ランジェ城のライトアップを楽しみホテルへ戻りました。

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【ランジェ城】

                 (トゥール:アライアンスホテル・サントル泊)

5日目 トゥール(ロワール地方の城巡り)

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本日は終日、ロワールの古城巡りです。現地ガイドさんとまずはアンボワーズ城へ。フランソワ1世が即位後、レオナルド・ダ・ヴィンチを招いた城としても有名です。

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【アンボワーズ城:礼拝堂】

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【礼拝堂:ダヴィンチの墓】

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【アンボワーズ:クロ・リュセ(ダビンチの家)】

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その後、6人の女性が城主となった水の城・シュノンソーへ。アンリ2世の妻カトリーヌと愛人ディアンヌの関係が絡み合ったお城でした。

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【カトリーヌ・ド・メディシスの庭園】

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【ディアーヌ・ド・ポワティエの庭園】

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【シュノンソー・オランジェリー(ランチレストラン)】

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昼食後、広大な敷地面積を持つシャンボール城へ。敷地内で狩りを楽しめたお城は、レオナルド・ダ・ヴィンチが発案した二重の螺旋階段が印象的で屋上からの眺めは素晴らしかったです。

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【シャンボール城:二重螺旋階段】

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ロワールに残る3つの古城を巡り、バスにてトゥールへ戻りました。夕食は市内レストランにて。

                                (トゥール泊)

6日目 トゥール~パリ

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午前、バスにてパリへ。パリ到着後、ノートルダム大聖堂近郊のカフェレストランにて昼食。午後、パリの市内観光へ。まずはパリのシンボル・エッフェル塔、皇帝ナポレオンによって建築がはじまった凱旋門で写真ストップ。

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次にエジプトのルクソール神殿から運ばれたオベリスクが中心に建ち、ルイ16世、マリーアントワネットがフランス革命により処刑されたコンコルド広場へ。その後、サン・ラザール駅の前に建つコンコルド・オペラ・パリにチェックイン。

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【ヒルトン・オペラ・パリ(旧コンコルド・オペラ・パリ)】

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【オペラ・ガルニエ】

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【オペラ通り】

夕食までの時間を利用し、希望者とオペラ・ガルニエの外観を見学に行きました。ギャラリー・ラファイエットでお買い物を楽しんだ方もいましたね。

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夕食後はライトアップされた凱旋門やコンコルド広場を通りホテルに戻りました。

                    (パリ:旧コンコルド・オペラ・パリ泊)

7日目 パリ

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この日は終日自由行動の日です。私は添乗員プランをつくり希望者と一緒に市内見学を楽しみました。早朝ホテルを出発し、タクシーにてまだ観光客の少ないノートルダム寺院を訪ねました。ステンドグラスが朝日に照らされて美しかったです。内部の広々とした空間、そして入口のファーサードの最後の審判の彫刻が印象的でした。

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【RUR】

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【オルセー美術館】

その後、セーヌ河沿いを歩きポン・ヌフから少し戻りパリ郊外鉄道(RUR)にてオルセー美術館へ。モネ、ルノワール、セザンヌ、ゴッホ等印象派の世界を中心に満喫しました。

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【ルノワール:日傘をさす女】

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【モネ:ルーアン大聖堂】

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【ミレー:落穂拾い】

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【凱旋門から見たシャンゼリゼ通り】
午後はメトロに乗り凱旋門へ。その後、歌でも有名なパリのメインストリート・シャンゼリゼ通りで自由行動とし、買い物等を楽しみました。老舗カフェ「Gorge V(ジョージ・サンク)」にて休憩したことも良い思い出です。

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【シャンゼリゼ通り】

見学後、ホテルに戻りました。夕食はホテルすぐ前のレストランにて。

                                  (パリ泊)

8、9日目 パリ~成田~千歳

この日もお昼過ぎまで自由行動。私は希望者と一緒に引き続き市内散策。朝、メトロにてアンベール駅へ。ピカソがかつて暮らし、芸術家の集まるモンマルトルの丘へ。パリの街を一望しました。サクレクール寺院に立ち寄り一度ホテルに戻ります。

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【モンマルトルの丘:サクレクール寺院】

ホテルにて休憩後、メトロでルーヴル宮へ。並ぶことなくスムーズに入館できました。ルーヴルでの美術品鑑賞を各自楽しんだ後、パレ・ロワイヤルに立ち寄りホテルに戻りました。

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【モナ・リザ】

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【サモトラケのニケ】

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【ミロのヴィーナス】

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【ハムラビ法典】

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【ドラクロワ:民衆を導く自由の女神】

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【パレ・ロワイヤル】

その後、バスにて空港へ。日本航空406便にて成田へ、日を跨ぎ翌日の午後成田空港に無事到着しました。その後、国内線に乗り換え千歳空港へ戻りました。

 

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ダイヤモンドプリンセス号でゆくウラジオストックから天津への船旅

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こんにちは。もと海外旅行添乗員&公立高校の英語教諭で、現在は英語を使う仕事で生活をしているゆういち(@lifeasaguide93)です。

 

最近、こつこつと過去の海外添乗の想い出をブログ化しており世界史やら世界地理やらの復習をしていました。ダイヤモンドプリンセス号でゆくウラジオストックから天津への船旅の想い出を記事化します。

 

1日目 室蘭~ウラジオストック:951.928km

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午前、室蘭の崎守埠頭に集合し、ダイヤモンドプリンセス号のチェックイン。チェックイン、出国審査などを無事終えて船内へ。乗船後、日本人スタッフによる乗船説明会や避難訓練が行われました。夕食は船内レストラン・サボイにて。

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                                  (船中泊)

2日目 終日航海・日本海

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この日は終日航海。午前中には船内見学会を行いました。船酔いで大変だったお客様もいましたね。ご協力ありがとうございました。午後はいろいろな船内イベントがありました。

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                                   (船中泊)

 

3日目 ウラジオストック(ロシア)

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早朝、船はロシアのウラジオストックに入港しました。本日は帝政ロシアの極東政策の拠点となったウラジオストックの半日観光です。まずはウラジオストック駅へ。ここはモスクワから出発するシベリア鉄道の終着駅です。その距離はなんと9288kmにも及びます。

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駅構内やプラットフォームの写真を撮り、鷲の巣展望台へ。階段や坂道を上がって標高192mの展望台へ行き、ウラジオストックの町並みや客船ターミナル、そして金閣湾やアムール湾など、眼下に広がる景色を楽しみました。

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その後、ロシア正教会を見学しスーパーに立ち寄りました。現地の生活を垣間見ることができました。最後に潜水艦C-56博物館へ。第二次世界大戦時に実際に使われていた潜水艦を博物館として公開しています。

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内部には世界大戦当時の写真や文書、道具が置かれていました。また、潜水艦の半分には機器がそのまま残されており、潜水艦のメカニズムを身近に見ることができました。見学後、船に戻り昼食。

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午後、希望者と再びウラジオストックの散策へ。中央広場やグム百貨店などを見学しました。その後、船に戻ります。夕食前には船内にてロシアの民族舞踊ショーが行われました。

                                   (船中泊)

4日目 終日航海・日本海 ウラジオストック~釜山:937.112km

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本日は日本海の終日航海。厨房見学など、船内イベントに参加したりプールやサウナで疲れを癒したりした人もいました。私は、時間ができたとき、どこまでも続く海をぼんやりと眺めてしまっていました。夕食後はカントリーウェスタンパーティーのダンスに参加するお客様もいました。

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                                   (船中泊)

5日目 釜山~慶州(韓国)

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朝、韓国第二の都市、釜山に入港しました。本日は釜山から新羅の古都慶州への終日観光です。バスに乗り高速道路を通り約1時間半の移動を経て慶州に到着。慶州は桜の名所としても知られ、4月には綺麗な桜並木が続きます。

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慶州着後、1995年にユネスコの世界文化遺産に登録された仏国寺の観光へ。751年創建の仏国寺では、紫霞門、大雄殿とその前に建つ釈迦塔、大宝塔、最奥の毘盧殿、さらに急な階段の先は観音殿、そして極楽殿などがありました。

現世、天界、来世と3つの領域に分けられた寺院です。最盛期には今の10倍以上もの大きさがあったとか。

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【慶州のレストラン】

その後、昼食。慶州市内のレストランにて、おもてなし料理「韓定食」を楽しみました。午後は、慶州博物館へ。国宝の鐘や慶州周辺からの出土品が展示されておりましたが、新羅992年の歴史を物語る品々であり、また新羅の文化・技術レベルの高さがその精巧な遺物から伝わってきました。

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その後、再び高速道路を通りダイヤモンドプリンセスが待つ釜山に戻りました。

                                   (船中泊)

6日目 終日航海・東シナ海 釜山~青島:918.592km 

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本日は最後の終日航海。午前中はのんびりと過ごしました。昼食時、私は希望者と一緒に英国「パブ・ランチ」を楽しみました。午後はサウナやプールで過ごしたり、フラダンスをしたりした方もいましたね。

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本日は今回のクルーズ旅行で唯一のフォーマルナイトです。船内が華やかな雰囲気に包まれました。夕食後には船中央の吹き抜けにて船長主催のカクテルパーティーが催され、パーティーの最後にはキャプテンの挨拶もありました。

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そして23時頃からクルーズの最後を締めくくるガラパーティーが行われ、天井からたくさんの風船が舞い降りてきました。

                                  (船内泊)

7日目 青島(中国)青島~大連:500.04km

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朝、中国山東省の青島に到着。本日は青島の終日観光です。まずは高台に位置する見晴の良い小魚山へ。租界地であった頃の独特の雰囲気と、青い空、赤い屋根、緑の木々、そして陽光に輝く海・・・少し霧がかっていましたが素敵な景色でした。フリータイムに塔に登られたお客様もいましたね。

f:id:life-as-a-guide:20220102122122j:plain続いて訪れたのは青島ビール博物館です。青島ビールはドイツ占領時代にもたらされたビールの醸造技術を利用して1903年からつくられています。2003年に製造100周年を記念して建てられた工場兼博物館を見学しました。ビール醸造過程や大量のビンや缶の移動を見学しました。観光後にはビールの試飲も楽しみました。

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見学後、市内ホテル「東方飯店」にて昼食をとり、午後は天主経堂(カトリック教会)から徒歩にて石畳の坂を下り繁華街の中山路を散策。かつての日本銀行が立ち並ぶ界隈なども見学しました。ドイツを中心とする海外の租界地となっていた街のため、当時の建築が残されており、中国であって中国ではない雰囲気を味わえました。その後、船に戻りました。

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                                   (船中泊)

8日目 大連(中国)大連~天津:348.176km

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朝、船は大連港に到着しました。本日は旅順の観光です。「北方の香港」と称される高層ビルが建ち並ぶ大連の街を車窓から見学し、一路旅順へ。約1時間後に旅順に到着。まずは旅順観光の目玉である旅順博物館へ。浄土真宗本願寺派の大谷光瑞の探検隊が収集した、いわゆる「大谷コレクション」を中心にシルクロードやインドなどからもたらされた品々が展示されていました。

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掛け軸や陶磁器、仏像、ミイラ、玉、その他国宝級の素晴らしい展示物の多さに驚きました。見学後、日露戦争時の日露両軍会見の場である水師営会見所へ。日本側の控室やロシア側の控室、会見の模様を記述した板や両国代表の集合写真などが展示されておりました。また、庭にはロシア側のステッセル中将から乃木将軍に贈られた馬がつながれたというナツメの木もありました。

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見学後、船に戻ります。本日はクルーズの旅最後の夕食。いままでお世話になったウェイターたちともお別れとなりました。

【ダイヤモンドプリンセス号航行距離:3655.848km】

                                  (船中泊)

9日目 天津~北京(中国)

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早朝、船は天津に到着。午前、お世話になったスタッフたちとダイヤモンドプリンセス号に別れを告げ下船。バスに乗り天津市内へ移動となりました。天津到着後、車窓から街並みを見学しまずは昼食レストランへ。老舗「狗不理本店(ゴブリ)」にて名物肉まん料理を楽しみました。西太后も愛したという味はいかがでしたでしょうか。

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午後は、イギリス租界時代の雰囲気を残す五大道を馬車にて巡りました。アヘン戦争後、天津には欧米列強9か国の租界地区が形成されましたが、イギリス租界地はその中でも最大規模を誇ります。馬車にてのんびりと街の雰囲気を楽しみました。

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見学後、バスにて北京へ。夕刻ホテルにチェックイン。夕食は市内レストランにてしゃぶしゃぶ料理を楽しみました。

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                            (北京:長安大飯店泊)

10日目 北京

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本日は北京の観光です。地下鉄を使い、まずは天壇公園へ。明・清の時代に皇帝が天に五穀豊穣を祈ったところです。中国最大の祭祀建造物はとても美しく、当時の皇帝の権力を象徴しているようでした。

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その後、地下鉄で前門前駅で降り規劃博物館へ。博物館内にて北京の750分の1の模型を見学しました。その後、市内レストランにて昼食。食べ慣れた味付けの広東料理はうれしかったですね。

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午後は運河クルーズです。船で頤和園へ入りました。頤和園は北京郊外西北約15kmにある広大な中国庭園です。もともとは清朝の離宮で、清末には西太后が利用しました。頤和園では船を乗り継ぎながらの見学。17個のアーチが印象的な十七孔橋、石舟、シンボルの仏香閣を見学し、雨の中でも景色が楽しめるようにと造られた長廊を渡りバスへ。

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見学後、夕食レストランへ。天安門広場からすぐの「全衆徳」にて北京ダック料理を楽しみました。夕食後、希望者と北京の伝統芸能である「京劇」を見に行きました。

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                                  (北京泊)

11日目 北京~千歳

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ポルトガル周遊の旅

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こんにちは。もと海外旅行添乗員&公立高校の英語教諭で、現在は英語を使う仕事で生活をしているゆういち(@lifeasaguide93)です。

 

最近、こつこつと過去の海外添乗の想い出をブログ化しており世界史やら世界地理やらの復習をしていました。今回はポルトガル周遊の旅の想い出を記事化します。

 

 

1日目 千歳~羽田~パリ

予定していた航空機の機材故障&キャンセルからこのツアーは始まりました。詳細は割愛しますが、多くの困難を乗り越え、予定していた出発日の翌日、千歳空港から羽田空港へ。そして日本航空にてパリ経由でリスボンに向かいました。

                                  (機中泊)

2日目 パリ~リスボン~ブサコ

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早朝、パリに到着。エールフランス航空にてポルトガルの首都リスボンへ。リスボン到着後、まずは市内レストランにて昼食。アンコウのリゾットを楽しみました。

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午後、バスにて北上します。中部地方、ブサコ国立公園へ。豊かな自然に恵まれたブサコには広大な森がありカエデ、樫、糸杉など400種類もの木々が生い茂ります。古くから修道僧たちが修行を行う神聖な地で、宿泊の宮殿ホテル「ブサコ・パレス」は修道院の跡地に建てられたかつての王の離宮です。

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最後の国王マヌエル2世はブサコの景色を気に入りここに狩猟のための王宮を建てました。

 

移動の途中、ミネラルウォーターで有名なルーゾの町にも立ち寄りました。ブサコパレスでの贅沢な後のひと時は、ホテル敷地内の散策、またホテル内の素敵な装飾タイル「アズレージョ」などを観賞しながら過ごしました。夕食は宮殿ホテル内のレストランにて。

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                          (ブサコ:ブサコパレス泊)

3日目 ブサコ~ナザレ~オビドス

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午前、バスにて南下。中部沿岸部ナザレの町を目指します。ナザレでは、まず曲がりくねった道を上り高台へ。お土産屋さんがくるりと広場を囲むシティオ地区です。ナザレの海岸と街並みを一望することができました。

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その後、高台からブライア地区に降りて昼食。メニューはいわしの炭焼き。香ばしい炭の香りとふっくらとした柔らかい実が実に美味しかったですね。

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食後は、ふらふらと町歩きを楽しみます。風にたなびく洗濯物や町角のいたる所で炭火焼きをうしている風景など、ナザレの人々の生活を垣間見る事ができました。

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午後、城壁の町オビドスへ。到着後、ホテルにチェックイン。夕刻、城壁の中散策を楽しみました。夕食はホテル内のレストランにて。

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                (オビドス:アルベルガリア―ド・ジョセファ泊)

4日目 オビドス~シントラ~リスボン~セトゥーバル

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少しひんやりとする朝の空気の中、静けさに満ちたオビドスの町中を散策しました。狭い路地、見上げるとぐるりと囲む城壁、壁から下がる淡い紫色のブーゲンビリアが満開でとても印象的でした。映画のワンセットに迷い込んだかのようで、王女様がこの町を気にいり代々直轄地としたことがうなずけます。

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また、前日の喧騒とは違い、まだ観光客がいない朝もやの静けさのオビドスは違った顔を見せてくれました。昨日の夕方の城壁散策もそうですが、城壁近くのホテルに泊まれるからこその貴重な体験です。

 

その後、ホテルに戻り小休憩&朝食を済ませ王家の愛した夏の避暑地、シントラへ向かいました。バスにてさらに南へ。イギリスの詩人、バイロンはこの地を「この世のエデンの園」と讃えました。

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到着後、まずはペーナ宮殿から見学をスタート。ドイツで有名なノイシュバンシュタイン城の建築を命じたルートヴィッヒ2世のいとこフェルディナント2世がドイツから建築家を呼び寄せて造らせた宮殿です。

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イスラム、ゴシック、ルネサンス、マヌエルなど様々な建築様式が混ざり合った面白い宮殿でした。見学後、市内レストランにて昼食。

 

午後は王宮内部へ。8世紀にムーア人が作り上げた宮殿は12世紀にキリスト教徒が奪い取り、その後ジョアン1世がゴシック様式の建物を増築した宮殿は様々なものが混じり合い非常に興味深いものでした。

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シントラの見学後はユーラシア大陸最西端のロカ岬へ。ポルトガルの偉人、カモンイスは「ここで地果て、海始まる」と記しています。ポルトガル人が、まだ見ぬ大陸を目指して出発しバスコ・ダ・ガマも出航した岬にて訪問を記念する証明書を受け取りました。

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その後、リスボンへ。市内中心部フィゲイラ広場から路面電車12番線に乗り、街をぐるっと周りました。老舗カフェ「スイッサ」にてコンフエィト(金平糖)を購入した方も多くいましたね。

 

その後、ファドを聞きながらの夕食です。開始時間まで少し時間があったため現地ガイドと一緒にリスボンの下町アルファマ地区を歩き風情を感じてからの夕食となりました。

 

その後、リスボン郊外のセトゥーバルへ。宿泊は丘の上にある、かつてのお城を改装したホテル(ポサーダ)です。

 

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                (セトゥーバル:ポサーダ・デ・サンフェリペ泊)

5日目 セトゥーバル~リスボン

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本日は終日リスボンの観光です。ポルトガル大航海時代の黄金期を表したベレンの塔、発見のモニュメント、ジェロニモス修道院を見学しました。エンリケ航海王子が先頭に立つ発見のモニュメントは圧巻でした。

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またスパイスで得た莫大な富をつぎ込んだと言われるジェロニモス修道院はマヌエル1世の権力の象徴が見て取れます。何といっても細部まで徹底した装飾のマヌエル様式には溜息がでるほどでした。

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見学後、市内にて昼食。老舗カフェ「スイッサ」のあるロシオ広場でバスを降り徒歩にてプラタ通りを歩きレストランへ。名物鍋「カタプラーナ」を楽しみました。老舗のお菓子屋さんから取り寄せたというエッグタルトも絶品でした。

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午後は国立古美術館へ。有名な狩野派の南蛮屏風を見学しました。その後、ロシオ広場で自由行動。夕刻、バスにてセトゥーバルへ戻ります。夕食はポサーダ内のレストランにて。レストランからも見える丘の上の夜景は素晴らしかったです。

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f:id:life-as-a-guide:20211231141755j:plain                                           

                              (セトゥーバル泊)

6日目 セトゥーバル~コインブラ~ポルト

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午前、再びバスで北上し学芸の町コインブラへ。まずはポルトガルの「ロミオとジュリエット」の物語「ペドロとイネス」の舞台となった涙の丘に上り、コインブラを愛したイザベル王妃が眠るサンタ・クララ修道院を車窓から眺め、ポルトガル最古の大学、コインブラ大学へ。ヨーロッパで最も美しいと言われる図書館などを見学しました。

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威厳のある図書館は全てが胡椒で得た富でブラジルから買った金で装飾されており、ポルトガルの大航海時代の栄光をそのまま今に伝えていました。その後、サン・ミゲル礼拝堂を見学。アズレージョに囲まれた礼拝堂は航海先の中国でポルトガル人が出会った美しい青を自国に持ち帰り表現したものだといいます。

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その後、町の中心部を歩きバスへ。途中コインブラファドを聞くことができました。その後、市内レストランにて昼食、そして午後はバスでポルトへ。

 

ポルトガルの歴史の始まりの地ポルトでは、まずはポルサ宮の見学です。現地ガイドのはからいで内部も見学することができました。ブラジルから輸入した木で作られた寄木造でユニークな「黄金の間」やスペインのアルハンブラ宮殿を真似て創られたという「アラブの間」などを見学しました。

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その後、バロック様式のサンフランシスコ教会を見学。キリストの家系図といわれる「ジュッセ家系図」も非常に興味深いものでした。f:id:life-as-a-guide:20211231142529j:plain

その後、地元の歴史あるワイナリー、サンデルマンではポートワインの試飲を楽しみました。その後、ホテルへ。夕食はホテルにて。

                        (ポルト:ポルト・パラシオ泊)

7日目 ポルト~アヴェイロ~リスボン~パリ

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午前、バスにてアヴェイロへ。アヴェイロ駅では旧駅舎の壁に描かれた白地のタイルに鮮やかな青が映えるアズレージョを見学しました。アヴェイロの発達した運河を行く小舟モリセイロの写真を撮り銘菓オヴォス・モーレス(最中の原型)を賞味しました。

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その後、列車に乗りリスボンへ戻ります。リスボン市内にて昼食。そして午後は自由行動。希望者とケーブルカー(グロリア線)に乗り丘の上に建つサン・ロケ教会へ。

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【パンデロウ:カステラの原型】

天正遣欧少年使節が1ヵ月ほど滞在したイエズズ会の教会です。その後ロシオ広場からバスに乗りいよいよ空港へ。空港着後、エールフランス航空にてパリへ。着後、空港近くのホテルにチェックイン。

                  (パリ:ホリデイイン・シャルルドゴール泊)

8日目 パリ~羽田~千歳

朝、ホテルを出発。パリのシャルルドゴール国際空港へ。日本航空にて羽田空港へ。その後、航空機を乗り換え千歳空港へ移動となりました。

 

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ロシアの古都と黄金の環スズダリの旅

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こんにちは。もと海外旅行添乗員&公立高校の英語教諭で、現在は英語を使う仕事で生活をしているゆういち(@lifeasaguide93)です。

 

最近、こつこつと過去の海外添乗の想い出をブログ化しており世界史やら世界地理やらの復習をしていました。ロシアの古都と黄金の環スズダリの旅の想い出を記事化します。

 

1日目 新千歳~ソウル~モスクワ

早朝千歳空港に集合しソウルの仁川国際空港へ。その後、ソウルにて航空機を乗り換えモスクワへ。モスクワに到着後ホテルへチェックイン。

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【グム百貨店】      

                     (モスクワ:マリオット・グランド泊)

2日目 モスクワ観光

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本日はモスクワの終日観光です。まずは赤の広場へ。聖ワシリー寺院近くでバスを下車し広場まで歩きました。グム百貨店で時間をとり自由散策。その後、クレムリンの見学へ。武器庫(宝物殿)ではロマノフ王朝の宝物を見学し、ウスペンスキー寺院、巨大な鐘の皇帝、大砲の皇帝を見学しました。

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市内レストランにて昼食を済ませ、午後はロシア美術の殿堂館(本館)へ。ロシアの古美術および18世紀以降の絵画を専門に収集したロシ美術最大の美術館では、レーピン、シーシキン、スリコフなどの傑作を見学できました。

 

その後、モスクワ大学がある雀が丘から市内を一望し、黄金の屋根が輝くノボデビッチ修道院を見学、そして市内レストランにて夕食をとりホテルに戻りました。

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【雀が丘】 

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【ノボデビッチ修道院】

                                (モスクワ泊)

3日目 モスクワ~セルギエフパッサード~ウラジミール~スズダリ

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本日より黄金の環の見学スタートです。ロシアの原風景が残る地域への訪問です。まずはセリギエフパッサードへ。そして修道院内の見学へ。聖セルギエフ三位一体教会、ウスペンスキー寺院などを見学しました。

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見学後、市内のレストランにて昼食。キエフ風のカツレツを楽しみました。午後はウラジミール経由でスズダリに向かいます。スズダリ到着後、ホテルにチェックイン。

                  (スズダリ・プシュカルスカヤ スロボダ泊)

4日目 スズダリ~ウラジミール~ボゴリューボゴ~スズダリ

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午前、スズダリの見学です。まずは木造建築博物館へ。近隣の村から移築された教会や民家などを見学しました。その後、徒歩にて小さな橋を渡りスズダリのクレムリンへ。クレムリンとはロシア語で「城壁」の意味です。

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f:id:life-as-a-guide:20211114143127j:plainスズダリのクレムリンは町で一番歴史が古く11世紀に建立されました。その後、商業広場まで歩き自由行動。散策を楽しみました。見学後は、スパソ・エフミエフ修道院へ。外壁沿いに歩き、美しい展望台からスズダリの町を見学しました。

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そして聖ボリスと聖グリブの教会へ。入口近くの鐘塔が少し傾いており有名なピサの斜塔のようでした。見学後、昼食レストランへ。

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【ピロシキ:パンの中はイチゴジャム】

午後はウラジミールへ。12世紀に造られた黄金の門を見学しウスペンスキー寺院へ。かつてロシア正教の総本山が置かれたこともある大聖堂は非常に歴史のある大聖堂でした。

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見学後、外観の美しいドミトリエフスキー聖堂を見て、ウラジミール郊外のボゴリューボゴへ。まさにロシアの原風景。草原の中に素敵な白い教会が建っておりました。見学後、スズダリのホテルへ戻ります。夕食はロシアの一般家庭にて楽しみました。

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【スズダリの一般家庭での夕食】                              

                                (スズダリ泊)

5日目 スズダリ~モスクワ~サンクトぺテルグルグ

早朝、スズダリを出発しモスクワへ戻ります。想定外の渋滞で大幅にスケジュールが変更となりましたが、昼食レストランをキャンセル、航空機の変更などで、なんとかサンクトペテルブルグに到着。

                   (サンクトペテルブルグ:アンバサダー泊)

6日目 サンクトペテルブルグ

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水の都サンクトペテルブルグの観光スタートです。まずは聖イサク寺院の近くから運河クルーズへ。サンクトペテルブルグはロシアのヴェネチアと呼ばれるほど多くの運河が張り巡らされております。

 

運河クルーズの後、ユスポフ宮殿へ。かつての貴族ユスポフ伯爵の立派な邸宅です。怪僧ラスプーチン暗殺の舞台となったところです。昼食はエルミタージュ美術館の一部を利用したレストランにてビーフストロガノフを楽しみました。

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午後は、エルミタージュ美術館の見学です。さすが世界三大美術館でした。ダビンチ、ミケランジェロ、エルグレコ、レンブラント、フランス印象派などの名画をゆっくりと見学しました。

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                          (サンクトペテルブルグ泊)

7日目 サンクトペテルブルグ

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引き続きサンクトペテルブルグの見学です。まずはデカプリスト広場にてピョートル大帝の像「青い騎士の像」を見学し聖イサク寺院へ。

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帝政ロシアのシンボルとして1858年に建てられたあまりにも巨大な大聖堂は、第二次世界大戦で目印になるとされ、あえて爆撃されなかったそうです。

f:id:life-as-a-guide:20211114145111j:plain見学後、ロストラの柱にて写真ストップ。ロストラは船首を意味します。ネヴァ河の対岸からエルミタージュ宮殿を写真に収めることができました。午後訪ねることとなるペテロパブロフスク要塞も見る事ができました。

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【ペテロパブロフスク要塞】

その後、市内レストランにて昼食。午後は要塞の見学です。ペテロパブロフスク要塞内の教会ではピョートル大帝やニコライ2世などのロマノフ王朝の歴代皇帝の棺を見学しました。かつての牢獄も見る事ができました。

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見学後、ホテルへ戻ります。小休憩後夕食をとりに市内レストランへ。夕食後、白鳥の湖を鑑賞しにアレクサンドリン劇場に行きました。

                          (サンクトペテルブルグ泊)

 

8日目 サンクトペテルブルグ

 

本日は、南郊外のツァールスコエ・セローにあるエカテリーナ宮殿へ。大黒屋光太夫がエカテリーナ女帝に謁見した大広間や、壁中が琥珀で埋め尽くされた琥珀の間など、帝政ロシアのお宝に埋め尽くされた宮殿は目を見張るものばかりでした。

 

見学後、サンクトペテルブルグ市内に戻ります。昼食を文学カフェにて。かつての名だたる文豪たちも通ったとされるサンクトペテルブルグで最も有名なレストランです。

 

午後は、自由行動です。私は希望者とネフスキー通り沿いを歩き血の上の救世主教会を見学し芸術広場へ。お買い物を楽しみ、ホテル近くのセンナヤ広場へ。散策を楽しみホテルに戻りました。

                          (サンクトペテルブルグ泊)

 

9日目 サンクトペテルブルグ~ソウル

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午前は自由行動です。私は希望者とドストエフスキーの「罪と罰」文学散歩へ出かけました。ドストエフスキーが滞在したアパートや主人公のラスコリニコフのアパート、金貸しばあさんのアパートなどを見学しました。その後、ホテルに戻ります。

 

お昼前にホテルをチェックアウトし昼食レストランへ。ロシア風水餃子のペリメニを楽しみました。そして午後、ロシア美術館ヘ。ルブリョフ、アイヴァゾフスキー、レーピンなど、ロシア美術の名作を見学しました。

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その後、ピョートル大帝の夏の宮殿へ。往路はフィンランド湾を水上翼船にて移動しました。

f:id:life-as-a-guide:20211114145534j:plain宮殿到着後は、黄金色に輝く宮殿庭園を散策しました。見学後空港へ向かいます。途中、空港近くのレストランにて夕食を楽しみました。

 

空港到着後、チェックイン。一路帰国の途へ。日をまたぎソウルへ。

                                  (機内泊)

 

10日目 ソウル~千歳

無事ソウル到着、その後、国債線に乗り換え無事千歳空港に到着。

 

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知られざる世界自然遺産 美しき貴州省・荔波、そして中国の少数民族とのふれあい

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1日目 新千歳~北京

午前、千歳空港より中国国際航空にて北京へ。北京到着後、ホテルにチェックイン。

                            (北京:長安大飯店泊)

2日目 北京~貴陽

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午前、北京を出発し貴州省の州都、貴陽へ。少数民族がすむ山岳地帯と異なり貴陽は古くから交通の要所として発展してきました。今では高層ビルが立ち並ぶ人口300万人を越える大都市です。

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貴陽到着後、まずは市内のランドマーク甲秀楼へ。明の時代に建てられた美しい楼閣はかつての中国官僚登用試験「科挙」を受ける人のための塾としても利用されていました。

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見学後、貴州省での初めての夕食を楽しみました。日本食のルーツは実は貴州省にあるそうです。貴州省の少数民族の割合でその60%を占めるミャオ族も日本人と同様馴れずしを食べる習慣があるそうです。

 

貴州省特産のマオタイ酒も試飲しました。貴州省北部の仁懐市芽台(じんかいしマオタイ)村で生まれた高粱(もろこし)を原料とした蒸留酒は今や中国を代表する蒸留酒として世界的にも有名になりました。夕食後、ホテルにチェックイン。

                            (貴陽:麗豪大酒店泊)

3日目 貴陽~独山~荔波

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早起きをして朝市を見学しにいきました。現地住民のパワフルな姿に圧倒されましたね。その後、一度ホテルに戻り朝食後、バスにて高速道路を利用し都均へ。到着後昼食となりました。名物の琵琶ダックを楽しみました。

 

昼食後、独山まで高速道路で移動し、その後一般道を走り荔波へ。到着後ホテルにチェックイン。

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【荔波市】

                             (荔波:三力酒店泊)

4日目 荔波

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【小七孔古橋】

荔波の見学がスタートです。まずは小七孔風景区へ。天気に恵まれ少し暑い中ではありましたが、風光明媚な景色を堪能しました。専用ミニバスにて小七孔古橋にて写真ストップ、それから拉雅瀑布でストップ、そして響水河瀑布でバスごと水を被り68級瀑布、水上森林、翠谷湿地、類迷湿地、鴛鴦湖(おしどりこ)、臥龍潭、銅鼓橋の順でストップ。

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【拉雅瀑布】

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【68級瀑布】

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【水上森林】

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【類迷湿地と翠谷瀑布】

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【臥龍潭】

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【銅鼓橋から】

バスを乗ったり降りたり風景区の規模が小さい分、少し忙しい見学となりましたが、美しい景色が楽しめました。見学後、昼食レストランへ。田舎料理が盛りだくさんでした。

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午後はバスに揺られ水族の村へ。独自の文字を持つ水族は荔波と隣の三都周辺にしか住んでいません。村ではまず歓迎の儀式があり、村の中に案内されると水族の歌と踊りを披露してくれました。

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【水族独自の文字】
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その後、世界自然遺産展示センターへ。荔波周辺の地形の事、周辺の少数民族、そして生息動物等についての展示を見学しホテルへ。夕食は市内レストランにて地鶏鍋料理を楽しみました。

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【荔波のカルスト地形】   

                                  (荔波泊)

5日目 荔波

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【大七孔風景区1】

本日も引き続き荔波の観光です。まずは大七孔風景区へ。ここは小七孔とは違い迫力ある滝、綺麗な湖等、具体的な見どころはありませんが、綺麗な空気を吸いながらのんびりとお散歩するにはとても良いコースでした。

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【大七孔風景区2】

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大七孔風景区3

各自のペースでゆっくりと散策を楽しみ、見学後は荔波市近くのブイ族のレストランにてブイ族料理を楽しみました。

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【ブイ族の村1】

午後はブイ族の村へ。入口では歓迎の歌が披露されお酒がふるまわれました。村の中では古くから伝わる紙の製法を見学し民族舞踊も見せてくれました。その後、お隣のヤオ族の村へ。

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【ブイ族の村:伝統的紙の製法1】

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【ブイ族の村:伝統的紙の製法2】

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【ブイ族の村2】f:id:life-as-a-guide:20211021184619j:plain

【ブイ族の村3】f:id:life-as-a-guide:20211021184810j:plain

【ブイ族の村4】

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【ブイ族の村5】

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ヤオ族の村ではの村人とのふれあいを楽しんだり村の見学をさせていただきました。見学後ホテルへ。小休憩後、荔波市内のスーパーを見に行きました。

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【ヤオ族の村1】

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【ヤオ族の村2】

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【ヤオ族の村3】

                                  (荔波泊)

6日目 荔波~都均~貴陽

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午前、荔波を出発し小七孔から新しくできた高速道路を利用し都均へ。到着後、まずは昼食を楽しみました。午後は、明代の町並みを残す石坂街へ。自由時間をとり散策を楽しみました。

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その後、市内中心部を歩き、茶楼「百子橋茶楼」へ。午後のひととき、ゆっくりとティータイムを楽しみました。当地の名産であり、かつての皇帝への献上品となっていた毛尖茶の味を満喫しました。

 

その後、貴陽へ。到着後、海港大酒楼にて広東料理の夕食を楽しみホテルにチェックイン。

                            (貴陽:麗豪大飯店泊)

 

7日目 貴陽~青岩~北京

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午前、ホテルを出発し貴陽郊外の新たな見どころ、青岩古鎮へ。古い街並みと石堀が残る街の散策を楽しみました。かつて鄧小平が戦火を逃れこの地にやってきて実際に暮らしていた家などを見学しました。

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街中をふらふら散策した後、昼食レストランへ。豆腐、湯葉などの青岩名物「青岩豆腐」料理を楽しみました。午後も街中で自由行動。お買い物など、のんびり楽しみました。

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見学後、貴陽に戻り空港へ。空港内レストランにて少し早めの昼食をとり一路航空機にて北京へ。到着後ホテルにチェックイン。

                            (北京:長安大飯店泊)

8日目 北京~千歳

早朝、ホテルを出発し北京の空港へ。国際線にて帰国の途へ。

 

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韓国の寝台列車「へラン号」の旅

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こんにちは。もと海外旅行添乗員&公立高校の英語教諭で、現在は英語を使う仕事で生活をしているゆういち(@lifeasaguide93)です。

 

最近、こつこつと過去の海外添乗の想い出をブログ化しており世界史やら世界地理やらの復習をしていました。韓国の寝台列車「へラン号」の旅の想い出を記事化します。

 

1日目 千歳空港~仁川(インチョン)空港~水原

千歳空港からソウルに移動し到着後、バスで高速道路を南下、水原へ向かいました。水原到着後、市内のレストランにてプルコギを食べホテルにチェックイン。

                       (水原:ラマダ・プラザホテル泊)

2日目 水原市内観光

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この日は終日、世界遺産水原の観光です。まずは華城行宮へ。専門解説員により説明とともに見学。「チャングムの誓い」のロケ地でもありました。その後、城壁の東北部分の蒼龍門近くへ。城壁の上からの景色を楽しみました。

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見学後、韓国民俗村へ。石焼ビビンバとチヂミの昼食を食べた後、韓国各地の農村風景を楽しみました。日本と似ているようで少し違う昔ながらの伝統的な農家を見学しホテルに戻ります。

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夕食は「カボション」にて水原名物のカルビを堪能しました。夕食は水原華城の東門・蒼龍門を再び訪れライトアップを見学しホテルに戻りました。

                                  (水原泊)

3日目 水原~谷城~順天

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いよいよへラン号の旅のはじまりです。水原駅の改札口で列車のチェックイン後、ホームへ。青い美しい車体のへラン号に乗車しました。

f:id:life-as-a-guide:20211017174546j:plain早速、ラウンジカーにてへラン号スタッフによる歓迎会。このような催しは列車チャーターならではのイベントです。歌やフルートの演奏などを楽しみました。

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昼食は食堂車にてプルコギ弁当を食べ、午後は谷城駅で下車。バスに乗り文化センターへ。伝統芸能「パンソリ」を鑑賞した後、旧谷城駅周辺を散策。

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映画も撮影された1960年代を再現した街並みを歩きました。その後SL列車に乗車し旧線をのんびりとSL列車の旅です。蟾津江を眺めながら柯亭駅までを楽しみました。

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その後、昔ながらの風情が残る楽安村へ。高台から見た村の景色は風情がありました。実際に住民が生活を営んでいるという村の散策を楽しみ、夕食は地元レストランでの海鮮料理を食べました。夕食後は順天駅へ。夜はへラン号にて歌手のミニコンサートを楽しみました。

                                (へラン号泊)

4日目 順天~統営~慶州

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早朝、順天から馬山に移動し、バスで港町、統営へ。ふぐスープの朝食の後、1975mの韓国最長のロープウェイにて弥勒山(標高461m)を見学。統営の町や閑麗水道の展望を楽しみました。見学後、バスで馬山駅に移動しへラン号乗車、そして慶州へ向かいました。

f:id:life-as-a-guide:20211017174826j:plain昼食は食堂車にて寿司弁当を食べ、午後はラウンジカーで現地ガイドによる韓国語講座を楽しみました。

f:id:life-as-a-guide:20211017174906j:plain慶州到着後、世界遺産の仏国寺の見学、さらに古墳群の写真を撮り、古墳の内部を見学できる天馬塚を訪ねました。

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夕食は壽石亭にて韓定食を楽しみ、夕食後は新羅時代の離宮があった雁鴨池(アナプチ)のライトアップを見学しました。その後列車に戻ります。

                                (へラン号泊)

5日目 慶州~正東津~ソウル

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前夜からへラン号は走行し、早朝、現在は定期列車が運行していない「三陟線」の楸岩駅へ。日の出前に下車し海岸で日の出を見学。この日は雲の切れ間から素晴らしい朝日を見ることができました。

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見学後、バスで地元の朝食レストランへ。海魚とわかめのスープをメインとした朝食を楽しみ、バスにて武陵渓谷へ。三和寺までのハイキングを楽しみました。散策後、東海駅からへラン号に乗車し、東海岸の美しい景色を車窓から楽しみながら海に最も近い駅としてギネスブックにも載っている正東津駅で下車。

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へラン号やスタッフ、そして景色との写真撮影を楽しみました。その後へラン号は海岸線を離れ、韓国随一の羅漢亭スイッチバックを経て太白駅で下車。「韓牛骨」にて韓国でも有名な太白牛の焼肉を楽しみました。

 

昼食後、再びへラン号に乗車し韓国一標高の高い駅、杻田(チュジョン)駅(標高855m)にて山の景色を背景に写真撮影を楽しみ、その後へラン号はソウルに向かいます。いよいよへラン号とスタッフとのお別れも近づきます。

 

車内ではクイズ大会などスタッフとの交流を楽しみ18:20分頃、列車はソウルに到着。その後「チャングムの誓い」の料理監修をした韓先生が運営する「宮宴」にて宮廷料理を楽しみました。その後ソウルのホテルにチェックイン。

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                     (ソウル:グランド・アンバサダー泊)

6日目 ソウル~仁川~千歳

早朝ホテルを出発し仁川空港へ。航空機にて帰国の途へ。

 

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ローカル鉄道で巡る台湾周遊の旅

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こんにちは。もと海外旅行添乗員&公立高校の英語教諭で、現在は英語を使う仕事で生活をしているゆういち(@lifeasaguide93)です。

 

最近、こつこつと過去の海外添乗の想い出をブログ化しており世界史やら世界地理やらの復習をしていました。ローカル鉄道で巡る台湾周遊の旅の想い出を記事化します。

1日目 千歳~台北

午後、千歳空港を出発し中華航空にて台北へ。と着後、市内の慶泰大酒店にて中華の軽食を食べホテルにチェックイン。

                             (台北:城市商遊泊)

2日目 台北~十分~瑞芳~花蓮

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午前、ホテルを出発し台北市内北部の故宮博物館へ。玉器彫刻や青銅器、陶磁器などの歴代中国皇帝のコレクションをじっくりと見学しました。その後、昼食は博物館に隣接する故宮昌華にて。展示物料理の翠玉白菜や豚の角煮は本物そっくりでした。

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f:id:life-as-a-guide:20210930173052j:plain午後は内陸の十分へ移動。十分では台湾のナイアガラこと十分瀑布を見学しました。

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そして十分駅からローカル線、平渓線に乗り谷合いを進み瑞芳へ。瑞芳からは特急列車「自強号」に乗り換えて東海岸を走り港町花蓮へ向かいました。

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                           (花蓮:花蓮翰品酒店泊)

3日目 花蓮~太魯閣渓谷~知本

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花蓮を出発し少し北上し太魯閣渓谷へ。浸食された大理石の渓谷、トンネルを抜けて「燕子口」にて散策を楽しみました。どこも絵になる東海岸を代表する景勝地でした。

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その後、海岸線を走り清水断崖にて写真ストップ。昼食後は花東海岸を南下します。北回帰線、観音様を祀る八仙洞、アーチ橋の美しい三仙台に立ち寄り知本温泉に到着。ホテルにチェックイン。

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                          (知本:知本老翁大酒店泊)

4日目 知本~池上

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午前、台東市内へ。青空市場を見学し旧台東駅へ。昔の駅舎や車両を見学しバスにて台湾の米どころ池上へ。

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お弁当屋さんで豚のスープを楽しみながら小休憩。弁当を受け取り池上の駅へ。ローカル線に乗車。

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池上弁当を車内で楽しみながらローカル線の旅を満喫しました。午後は布農(ブヌン)族の集落を訪ね、蜂のような不思議な「八部和音」や歌を鑑賞しました。そして少し早めにホテルに戻ります。

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ホテルではゆっくりと温泉大浴場、露天風呂を楽しみました。本日は大晦日。夕食はホテル内レストランにて、「ぶっとびスープ」、「長寿麺」などの大晦日特別メニューを楽しみました。

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客室内でも天然温泉利用可能でした!源泉かけ流し使い放題!最高でした。

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                                  (知本泊)

5日目 知本~枋寮~台南

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新年あけましておめでとうございます!!からの1日が始まりました。2011年の始まりです。午前、ホテルを出発し知本駅へ。台湾の山岳鉄道、南廻線に乗車。太平洋側から中央山脈を越え、台湾海峡へ。

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枋寮駅で下車し、清代からの城壁の町、恒春に立ち寄り、南国情緒いっぱいの墾丁で昼食。その後、台湾最南端のガランピ灯台を訪ねました。台湾海峡、バシー海峡、太平洋と三つの海を見学しました。

 

その後高速道路を走り、歴史の街台南を目指します。着後、日本統治時代からの建築の台南駅舎を見学し、駅の目の前のホテルにチェックイン。四川料理の夕食後、希望者の夜の台南の街の散策へ行きました。

                            (台南:台南大飯店泊)

6日目 台南(永康→保安)~日月潭

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台南のホテルを出発し、永康駅から保安駅へ。縁起の良いローカル線に乗車しました。昭和時代から残る保安駅はどこか懐かしさを感じさせました。

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その後再び台南市内へ。オランダ人が築いた要塞、赤嵌楼、孔子廟では昭和天皇が皇太子時代に植樹したガジュマルの木も見る事ができました。昼食は台南料理の老舗「周氏蝦巻」にて。少し甘めの味付けが美味しかったです。

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f:id:life-as-a-guide:20210930183101j:plain台南名物からすみです。これでなんと約3,000円!

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名物「棺桶パン」です。中に入ったグラタンと揚げたパンの組み合わせがなんとも言えず美味!

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午後はバスで日月潭へ。山に囲まれた美しい湖の遊覧と文武廟からは夕暮れ時の湖が見えました。宿泊は阿里山の檜が使われた建築で温かみのある儷山林哲園会館にて。湖面に浮かぶようなレストランも素敵でした。

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                         (日月潭:儷山林哲園会館泊)

7日目 日月潭~集集~彰化~台中~台北

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朝、日月潭を出発。集集駅で木造の駅舎を見学し、その後、龍泉駅からローカル線に乗り混みます。長閑な車窓風景を楽しみ彰化駅で下車。機関車、SL、ディーゼル車が並ぶ「扇形車庫」も見学しました。ちょうど車両が回転する場面も見る事ができました。

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f:id:life-as-a-guide:20210930185008j:plainその後台中へ。昼食後、台中新幹線駅へ。台北までびゅっと高速鉄道で戻りました。台湾ぐるり一周の旅、約1020kmの達成です。

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f:id:life-as-a-guide:20210930185151j:plain到着後、ホテルにチェックイン。希望者とホテル付近で買い物を楽しみました。最後の夕食は「欣葉」にて。夜は希望者と夜市へ。

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ホテルから近い寧夏路夜市へ行きました。台湾に来たからには是非食べたい、臭豆腐!これはクセがあるため、パッケージツアーの食事としては出せません。臭いもの好きの私としては食べないことには帰れません。

 

しかし、食べましたが、全く臭みが感じられず・・・揚げてるからか!?臭いものを食べすぎたせいか!?結局、私にとっての臭豆腐は私にとって汁のない揚げ出し豆腐でした。。。                       

                             (台北:城市商遊泊)

8日目 台北~千歳

早朝、ホテルを出発し空港へ。帰国の途へ。

 

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寝台列車チャーター 中国西域 西安から敦煌への旅

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こんにちは。もと海外旅行添乗員&公立高校の英語教諭で、現在は英語を使う仕事で生活をしているゆういち(@lifeasaguide93)です。

 

最近、こつこつと過去の海外添乗の想い出をブログ化しており世界史やら世界地理やらの復習をしていました。寝台列車チャーター 中国西域 西安から敦煌への旅の想い出を記事化します。

 

1日目 千歳~北京~西安

午前、千歳空港から中国国際航空にて北京へ。早めの夕食を空港内レストランで済ませ国内線に乗り継ぎ西安へ。その後ホテルにチェックイン。

                            (西安:西安建国飯店)

2日目 西安市内観光

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午前、バスに乗り兵馬俑へ。1974年に井戸を掘っていた農民に偶然発見され1987年に世界遺産に登録された秦の始皇帝の陵墓である兵馬俑を3つの号坑をまわりじっくりと見学しました。

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兵馬俑の見学後は、玄宗と楊貴妃のロマンスで知られている華清池へを訪ねました。ここは747年に唐の玄宗が華清宮として整備し、毎年冬になると楊貴妃とここを訪れ温泉に浸かりながら過ごしたことで有名です。

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見学後近くのレストランにて昼食。西安の郷土料理と名物手延べ麺を楽しみました。午後は陝西省歴史博物館へ。陝西省で出土された中国文化財のゆっくりと見学しました。その後、大雁塔へ。三蔵法師がインドから持ち帰った経典を納めた大雁塔は何度かの修復を重ね現在の姿になりました。

 

夕食は徳発長で西安名物の”餃子宴”を楽しみホテルに戻りました。

                                  (西安泊)

3日目 西安~天水

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早朝ホテルを出発し、西安駅へ。チャーター便の"新東方快車"に乗車しました。車窓からの眺めを楽しみながら天水へ。お昼頃に到着となりました。到着後、バスにて麦積山へ移動です。途中地元レストランで昼食を楽しみました。

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午後は麦積山の見学へ。泰嶺山脈の西側にある麦積山を西側から東側からじっくりと見学しました。ここは塑像(粘土で造った自然乾燥の仏像)が充実していることで知られています。

 

麦積山見学後は天水市内のレストランにて昼食を食べ、その後寝台列車乗車前の休憩のため現地ホテルへ。2時間の休憩後、列車に戻ります。そして次の街蘭州に向けて列車は出発。

                               (新東方快車泊)

4日目 蘭州~炳霊寺石窟

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早朝、蘭州駅に到着。朝食を市内レストランにて済ませ、まずは「天下黄河第一橋」(天下に名だたる黄河の最も上流に架かっている橋の意)の"中山橋"に立ち寄りました。朝日がとても綺麗でした。広場で太極拳をやっている地元住民との交流も楽しみましたね。

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その後、バスにて炳霊寺石窟へ。蘭州の街を流れる黄河に沿って約2時間の移動です。高さ147m、幅840m、総貯水量57億㎥の劉家峡ダム(りゅうかきょう)に到着しました。このダムをモーターボートで約1時間走ると炳霊寺に到着です。炳霊寺石窟は4世紀、十六国時代の西泰の頃に造られはじめました。

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炳霊寺の観光後は市内に戻り、蘭州市の一望できる白塔山に立ち寄り夕刻列車に戻ります。その後嘉峪関に向けて列車は出発。

                               (新東方快車泊)

5日目 嘉峪関市内観光

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朝、嘉峪関(かよくかん)に列車は到着。バスで宿泊ホテルに移動し、まずは朝食を。そして午前の観光スタートとなりました。嘉峪関の西北8kmに位置する懸壁長城へ。約30分かけてゆっくりと階段を登りました。明代に築かれた壁長城は当初、1.5kmあったそうですが、1987年に整備されたのは500mで、そのうち231mは山の斜面に築かれています。

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f:id:life-as-a-guide:20210925192946j:plain見学後、万里の長城西端の関所"嘉峪関”へ。明代(1372年着工)に造られた嘉峪関は、内城、瓮城、羅城、外城、城壕の部分からなり、高さ11mの城壁に囲まれた広大な要塞です。見学後ホテルに戻り昼食。午後はフリータイムです。

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私は希望者と天下第一墩(てんかだいいっとん)へ。嘉峪関から南に延びる長城は期北大河の絶壁で途絶えます。つまりここが正真正銘の万里の長城の終着点なのです!見学後ホテルへ戻ります。

                                 (嘉峪関泊)

6日目 嘉峪関~柳園~敦煌

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午前、嘉峪関のホテルを出発し、魏晋壁画墓へ。魏晋時代の壁画墓の一つを見学し被葬者の生前の暮らしを知ることができました。見学後、酒泉へ。列車内にて昼食後、のんびりと車窓からの眺めを楽しみました。その景色はまさにシルクロード!

 

午後はのんびりと列車内で過ごします。早めの夕食を列車内にて済ませ列車は柳園に到着。お世話になったチャーター列車と乗務員に別れを告げ、バスに乗り約2時間かけて敦煌へ。到着後ホテルにチェックイン。

                                  (敦煌泊)

7日目 敦煌市内観光

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午前、莫高窟へ。数ある石窟の中で今回は11か所の石窟を見学しました。96窟、130窟、148窟、259窟、61窟、328窟、329窟、16窟、17窟、57窟、275窟を訪ねました。その中でも飛天や菩薩、千仏が描かれた57窟と北涼の特徴である両足を交差した交脚弥勒菩薩が安置されている275窟は特別窟として見応えがありました。

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f:id:life-as-a-guide:20210925193512j:plain莫高窟見学後は玉門関と唐の詩人である王維の詩"西の方、陽関を出ずれば故人なからん"と詠われた古代の重要な関所跡である陽関を訪れました。その後ホテルに戻りました。

                                  (敦煌泊)

8日目 敦煌~瓜州~楡林窟~東千仏洞~敦煌

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この日は敦煌郊外に足を運びました。午前は瓜州を通過し楡林窟へ。楡林窟は敦煌の莫高窟の流れを汲むシルクロード芸術の頂点に立つ美しい壁画を持つ石窟群です。川沿いに作られた石窟群を12窟、13窟、15窟、19窟、23窟、6窟の順に見学しました。

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その後昼食を瓜州で食べ午後は東千仏洞へ。接引寺と称され、古くは唐代に創設されたとされていますが、現存する窟は主に西夏時代に開かれたものです。西夏は11世紀初頭~13世紀初頭に今の中国北西部に興ったチベット系国家で漢字を基にした「西夏文字」を創るなど、独自の文化を育成しましたが、周辺諸国との緊張関係が続いた末、風のごとく砂漠に消えて行った幻の国家です。

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f:id:life-as-a-guide:20210925193809j:plain東千仏洞は西夏の文化を知る上で貴重な場所となっております。今回は7窟、6窟、2窟、5窟の順番で見学しました。見学後敦煌に戻りました。

                                  (敦煌泊)

9日目 敦煌~蘭州~北京

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朝、ホテルをゆっくりと出発し街中を自由散策。買い物を楽しみました。そして昼頃ホテルをチェックアウトし昼食レストランへ。午後は敦煌の南約5kmに位置し、と東西約40km、南北に50kmに渡り広がる砂漠、鳴沙山とその鳴沙山の谷あいに沸く三日月形の泉、月牙泉を訪れました。

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鳴沙山は砂山を滑り下りる時に地響きのような音を立てることからその名前がつけられました。観光後、敦煌の空港へ。蘭州経由で北京へ。北京到着後ホテルにチェックイン。

                                  (北京泊)

10日目 北京~千歳

早朝ホテルを出発し空港へ。中国国際航空にて帰国の途へ。

 

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四川省の山奥 中国一美しい村落 丹巴の旅

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こんにちは。もと海外旅行添乗員&公立高校の英語教諭で、現在は英語を使う仕事で生活をしているゆういち(@lifeasaguide93)です。

 

最近、こつこつと過去の海外添乗の想い出をブログ化しており世界史やら世界地理やらの復習をしていました。四川省の山奥 中国一美しい村落 丹巴の旅の想い出を記事化します。

 

1日目 千歳~北京~成都

午前、千歳空港より中国国際航空にて北京へ。その後国内線に乗り継ぎ四川省の州都、成都へ。成都のホテルにチェックイン。

                           (成都:家園国際酒店泊)

2日目 成都~上里古鎮~濾定

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朝、成都を発ち上里古鎮へ。国道318号線、別名「成雅高速」を走り、「雨城」とも言われる雅安で高速道路を下りました。雅安はかつて皇帝への六つの献上品(米、炭、山椒、黄蓮、雅魚、茶)を生産していた地です。雅安からは水田の広がる谷間を走り、パンダ保護センターへの分岐点となる下里、中里を通過し上里古鎮へ。

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明、清時代まで遡る独特の木造古民居や、雅龍河に架かる苔生した石橋など、どこを切り取っても古の風情が残っており絵になりました。村の散策後、昼食をすませ雅安経由で濾定へ向かいました。

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大渡河の支流、青衣江沿いの谷間をドライブ、少しずつ標高を上げ、二郎山トンネルを通過しました。かつての川蔵行公路の最難関だった峠越えの代りに2001年に開通した全長4,176mのトンネルを通過です。トンネルを越えると甘孜自治州に入り漢民族圏からチベット民族圏となり、植生も気候も変わりました。

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ところどころ未舗装の山道をドライブ。濾定が近づいた頃、大渡河を一望する展望台で休憩しました。その後一気に谷間を下り濾定へ到着。その後ホテルにチェックイン。

                             (濾定:宏城酒店泊)

3日目 濾定~丹巴~布科村

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早朝、濾定を出発。大渡河に沿い北上、丹巴に向かいました。現在大渡河には三つの巨大ダムが建設中で(2010年9月現在)大規模な工事現場と地形が大きく変わっていく様を見学しながらのドライブとなりました。今走っている路も通過した集落も近い未来に水没するのだとか。

 

二郎山トンネルよりはるかに長くいずれ導水路となる工事用トンネルを抜け、孔玉のチェックポイントを抜けたところで事故の渋滞に。絶対に事故を起こしてはいけない狭い山沿いの道で車同士がぶつかったようです。さすが中国。。。

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2時間かけて一番近い村から警察が到着。そしてようやく道が開通。しばらくすると白い角状の石を屋根の四隅に積んだ、この地方独特の石造家屋が見えてきました。さらに進むと大渡河対岸の梭坡寨(さはさい)を望む展望台へ到着。山間に佇む民家と石楼の景色を楽しみました。

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その後、丹巴のホテルにチェックイン。小休憩し布科村(ふかそん)へ。村の手前畑の間からの美しい村の景色を写真に収め、経の書かれたタルチョがはためく石橋を渡って村の中へ。チベット文化圏に入ったことを実感させられるチベット仏教寺院を訪問。お坊さんが快く迎えてくれ、普段は公開していない千手観音像も見せてくれました。

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見学後、丹巴へ戻ります。帰り際に巴郎蔵寨溝(ばろうぞうさい)のビューポイントで写真ストップしホテルへ。

                            (丹巴:東女国酒店泊)

4日目 丹巴~巴底村~甲居寨

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午前中、大金川沿いの巴底村(ばていそん)までドライブ。渓谷沿いの斜面に張り付くように点在する民家は今でこそ美しくとても絵になりますが、そもそもチベットが統一された吐蕃王国時代、その支配に屈せず防衛目的でこのような険しい地に住居や見晴らし台の石楼が建てられており、その佇まいはどことなく人を寄せ付けないような険しさと厳しさも併せ持っているようにも見えます。

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また、丹巴地方は大渡河をはじめとした五つの河と五つの山に囲まれ、昔から多くの民族が行き交う交通の要衛であり、そのため数々の戦乱にも巻き込まれ多くの民族や文化が入り混じった複雑な文化圏が構成されることになりました。

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白い石を崇拝する習慣は内モンゴルから岷江流域にやってきた羌(きょう)族に見られ、その影響ではないかと言われています。巴底村は丹巴谷の中でも美人の産地と言われています。2001年の選美(中国美人コンテスト)の金華(優勝)だったルアムさんが営むレストラン・麗人居にてチベット風家庭料理の昼食、そして村の散策を楽しみました。

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午後は大金河沿いに来た道を戻り、甲居寨(こうきょさい)との分岐点にてミニバンに乗り換え谷を見下ろすつづら坂を一気に上がっていきました。そして村に到着。まずは一番高台に設けられた展望台、次に中間の展望台と見学しました。中間の展望台には三人の丹巴美人像が建てられておりました。

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中間の展望台からは徒歩で村の中へ。村長を務めていたヨンソンペイムさんのお宅を訪問し家の見学をさせていただきました。胡桃やバター茶、チンコウ酒をふるまってくれました。最後に一番下の展望台からの景色を楽しみホテルに戻りました。

                                  (丹巴泊)

5日目 丹巴~中路村~梭坡寨

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午前中は、小金川沿いの渓谷を望む中路村(ちゅうろそん)へ。ミニバンで一気に山の中腹へ。谷間に広がる牧歌的な風景と畑仕事に従事する村人たちの姿は日本の里山のような穏やかな風景でした。

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この村は長寿の村として知られています。のんびり歩いて保存状態の良い石楼を見たり、民家を訪問したりしました。昼食レストランでは食事前のひと時に、レストラン裏の民族博物館の見学や80代の村の長寿さんたちとの交流を楽しみました。

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午後はフリータイムです。私は希望者と梭坡寨(さはさい)へ。つり橋手前でバスを下車し、つり橋をわたってしばらく大渡河沿いを歩き、村の麓へ。ここからは渓谷に沿った山の階段を登り村の中に入っていきました。山の階段は半分以上を過ぎると、ようやく視界が開け、対岸の景色やそびえ立つ石楼の姿も見えるようになりました。

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f:id:life-as-a-guide:20210924185731j:plain近くで見るとどこかいかめしく、やはり防衛目的で建てられた要塞的要素が強い建築物であることを実感しました。民家の屋上に上りシンボル的な五角形と八角形の石楼を近くで見学することができました。見学後ホテルに戻ります。

                                  (丹巴泊)

6日目 丹巴~濾定~雅安

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早朝、丹巴を出発。来たときと同じ道を走り成都を目指します。無事チェックポイントも通過、短い休憩をとりながら、そして長いトンネルを抜けてバスは順調に濾定を通過しました。そのまま二郎山トンネルも抜けました。

 

そして、その後想定の範囲でしたが、国慶節に伴う観光客の増加で渋滞に。ゆっくりゆっくり渓谷を下り、新溝の食堂にて名物なまず料理などの昼食を済ませました。午後も渋滞。そして予定より約5時間遅れて雅安のホテルにチェックイン。

                             (雅安:紅珠酒店泊)

7日目 雅安~成都~北京

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午前、成都郊外のパンダ飼育センターへ。かわいらしいパンダたちを見学しました。その後成都市内のレストランにて四川名物料理を楽しみ、午後は寬窄巷子へ。歴史は清代まで遡る古い町並みです。国慶節の休みのためすごい人でした。

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見学後、少し早めの薬膳料理の夕食。そして成都の空港へ。国内線にて北京へ。その後ホテルにチェックイン。

                            (北京:長安大酒店泊)

8日目 北京~千歳

朝、空港に移動し国際線にて千歳空港へ。

 

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七大国立公園を巡るアメリカ大自然の旅

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1日目 成田~ソルトレイクシティ

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成田空港よりデルタ航空にてソルトレイクシティへ。空港では入国審査が厳しくとても時間がかかりました。その後、航空機を乗り換えモンタナ州のボーズマンへ。到着後、イエローストーン国立公園のホテルへ。

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          (イエローストーン:オールドフェイスフル・スノーロッジ泊)

2日目 イエローストーン国立公園散策

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本日より2日間イエローストーン国立公園の見学です。イエローストーンは1872年にアメリカ最初の国立公園に指定された公園で、総面積はなんと、四国の約半分ほど。本日は広大な8ループの東側を中心に見学です。

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まずはロウアー・ガイザー・ベイスンにてファウンテン・ペイントポットへ。ぐつぐつ煮えたぎる泥の沼を見学しました。その後、レストランにて昼食をとり、午後はキャニオンカントリーへ。

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イエローストーンのグランドキャニオンは、公園の名前の由来になった黄色の岩盤がむき出しになった深い渓谷で、アーティストポイントでは策さ93mのロウアー滝を真正面から見る事ができました。

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その後、ヘイデンバレーを抜けイエローストーンレイクを車窓から眺めながらロッジへ。天気が良かったため、ロッジ近くのオールドフェイスフルガイザーを見学しました。その名の通り、約90分おきに忠実に(フェイスフル)噴出する間欠泉でした。夕食はロッジにてバイソンのステーキを楽しみました。

                            (イエローストーン泊)

3日目 イエローストーン~グランドティートン

                                                                                    【走行距離:96マイル(約154km)】

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あいにくの天気にはなりましたが、イエローストーン最大の見所アッパーガイザー・ベイスンの見学へ。

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深い青色やバクテリアにより赤褐色などの不思議な色の温泉間欠泉が続きます。朝顔色のモーニンググローリープールまで歩いて帰りは近道で引き返しました。

f:id:life-as-a-guide:20210923143856j:plain昼食は世界最大のログキャビンでもあるオールドフェイスフルインにて。午後はイエローストーンを後にし、グランドティートン国立公園へ。午後は雨も強くなっていたため、まっすぐ宿泊のロッジへ。夕食をロッジのレストランで楽しみ明日に備えました。

              (グランドティートン:ジャクソン・レイクロッジ泊)

4日目 グランドティートン~プロボ

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                                                                                 【走行距離:340マイル(約545km)】 

残念なことに、この日も天気には恵まれませんでした。雨の中グランドティートン国立公園の散策へ。車窓からの眺めは霧で真っ白・・・何も見えません。皆諦めかけた時、ガイドさんが「ティートン山脈が見えますよ!」の一声。ゆっくりと山脈が顔を出しました。

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【トランスフィギュレーション教会(別ツアーの写真より)】


ジョニーレイクの辺りを散策し、その後トランスフィギュレーション教会へ。おもちゃのような可愛らしい教会でした。その後、グランドティートンを後にし、西部劇の舞台に迷い込んだかのようなジャクソンへ。ジャクソンで昼食をとり、一路長い長い移動でプロボに向かいました。夕方7時頃プロボへ到着。

                           (プロボ:マリオット泊)

5日目 プロボ~アーチーズ~モニュメントバレー

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                     【走行距離:395マイル(約633キロ)】

朝、プロボを出発。本日は暑くなりそう!開拓時代の炭鉱やモルモン教徒の入植者が築いた街が残る渓谷を抜け、ユタ州を南下します。砂漠をひた走り次第に周囲が赤茶けた大地に変わってくるとアーチーズ国立公園に到着です。

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モアブの町で本場のハンバーガーを食べた後、午後アーチーズ国立公園の見学です。まずは三人娘の噂ばなし「スリーゴシップス」、羊岩、(岩の)摩天楼が並ぶパークアベニュー、微妙なバランスを保つバランスロックからウィンドーズセクションへ。その大きさには圧倒されました。

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f:id:life-as-a-guide:20210923150429j:plainその後2本のアーチがV字にかかるダブルアーチを見学しアーチーズを後にしました。バスはさらに南下しナバホインディアンの居留地へ。モニュメントバレーの姿が見えると車内は盛り上がりました。モニュメントバレー内グル―ディングスロッジにて宿泊です。

               (モニュメントバレー:グル―ディングスロッジ泊)

6日目 モニュメントバレー~グランドキャニオン

 

                      【走行距離86マイル(約138キロ)】

早朝、部屋のバルコニーから朝日に照らされるモニュメントバレーをのんびりと楽しみました。朝食後、トラックの荷台を改装した現代の幌馬車(?)でモニュメントバレーの見学へ向かいました。気分は西部劇の主人公です。

f:id:life-as-a-guide:20210923150533j:plainまずは車窓からナバホ族の伝統的な住居「ホーガン」を見学しました。車を走らせていくと、ビュートと呼ばれる岩が次々と現れ、左右のミトン(手袋)などが見えました。ジョンフォードポイント、アーティストポイント、ノースウィンドーポイントなどに立ち寄りました。

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f:id:life-as-a-guide:20210923150648j:plain昼食は大きな揚げパンを使った「ナバホタコス」です。昼食後、一路グランドキャニオンに向けて出発しました。アリゾナ州に入りキャメロンという街の大きなトレーディングポストにて休憩をとると、もうそこはグランドキャニオン国立公園です。

 

コロラド川が形成した深い渓谷が始まります。まずはデザートビューポイントへ。約1500mの深い渓谷の壮大な眺めを楽しみ、ロッジにチェックイン。夕食後、マザーポイントにて夕日を見学しました。

                   (グランドキャニオン:ヤバパイロッジ泊)

7日目 グランドキャニオン国立公園散策

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夜明け前、希望者と朝日を見にでかけました。徐々に空が焼けはじめ美しい朝日を見ることができました。一旦ロッジに戻り朝食を済ませた後、シャトルバスにてウェストリム(西側)の観光へ。

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谷底にあるコロラド川に降りるトレイルや、頭の上を飛んでいくコンドルを見ながら・・・それにしても20億年かけてコロラド川が浸食したこの景観・・・圧巻でした。昼食をブライトエンジェルロッジにて食べた後、午後は自由行動です。

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私は希望者とグランドキャニオンを下るトレイルを歩き景観を楽しみました。ヘリコプターに乗った方もいましたね。夕食はステーキハウスにてダイナミックなリブステーキを楽しみました。

                           (グランドキャニオン泊)

8日目 グランドキャニオン~レイクパウエル~ブライスキャニオン

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                     【走行距離:278マイル(約446キロ)】

午前、まずはアンテロープキャニオンへ。らせん状に浸食された岩の景観がなんともいえず神秘的でした。見学後、全米第二位の大きさを誇る人造湖レイクパウエルへ。巨大な湖とコロラド川をせき止めてつくったグレンキャニオンダムにて写真ストップしました。

 

この辺りは映画「猿の惑星」の撮影場所として有名です。昼食を湖畔に建つホテルのレストランで食べ、午後ユタ州へ戻ります。チョコレートケーキのような地層を見学しながらブライスキャニオンへ。

                    (ブライスキャニオン:ルビーズイン泊)

9日目 ブライスキャニオン~ザイオン

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                     【走行距離:145マイル(約232キロ)】

ブライスキャニオンの観光へ。公園内の標高は2800m。フゥードゥーと呼ばれる尖塔群を見学しました。サンライズポイントからサンセットポイントまでゆっくり歩きました。その後、バスにてザイオン国立公園へ。

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途中、ポップコーンが前菜のレストランにて昼食をとりました。ザイオンとは「神の国」の意味です。最初にこの土地に入植したモルモン教の人々が、その壮大な巨石群に神の偉大さを見出し、この名前をつけたと言われています。

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チェス盤のような筋の入ったチェッカーポイートメサ、アブラハム、イサク、ヤコブと呼ばれる岩の間を通り、ザイオンロッジへ。その後、園内のシャトルバスに乗り換えウィーピングロックへ。剥がれ落ちた岩盤から滴り落ちる水はなんと800年前も前のものとのことです。

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f:id:life-as-a-guide:20210923151726j:plainその後、バージン川沿いを散歩しました。あいにくの雨に打たれましたが普段はなかなか歩かずに通過してしまうザイオンを楽しむことができました。

             (スプリングデール:マジェスティックビューロッジ泊)

10日目 ザイオン~ラスベガス~フレズノ~ヨセミテ

                     【走行距離:160マイル(約256キロ)】

早朝ザイオンを出発。ユタ州を出てダイナマイトを利用して山を切り開いた難工事のため、莫大な費用がかかったというミリオンダラーハイウェイを通ってアリゾナを横切りネバダ州へ。車を進めて行くと砂漠の中に現れたのはラスベガスです。

 

その後、空港に到着。航空機にてカリフォルニアのフレズノへ。カリフォルニアらしいギラギラの太陽の下、アーモンド畑やブドウ畑を抜けスーパーに立ち寄りホテルにチェックイン。

                     (ヨセミテ:ヨセミテビューロッジ泊)

11日目 ヨセミテ国立公園散策

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本日はヨセミテ国立公園の見学です。ヨセミテ国立公園はシエラ・ネバダ山脈に位置し、面積は東京都の1.5倍です。かって氷河によって削られた渓谷と花崗岩の景色です。

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南口から公園に入りシュガーパインやポンデローサパインの茂林をドライブし、ブライダルベール(花嫁)の滝や、ヨセミテ滝で写真ストップしヨセミテロッジへ。園内のツアーに参加してグレイシャーポイントを目指します。

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2199mの展望台では滞在時間が40分と短かったですが、ハーフドームやエルキャピタンの絶景を堪能することができました。

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午後はヨセミテロッジに戻り希望者とヨセミテ滝に続くトレイルを歩きました。落差740mの公園内最大の滝は世界8位の落差を誇ります。夕食は1927年創業のアメリカ屈指の名門ホテル・アワニーにてコース料理を楽しみました。

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                                (ヨセミテ泊)

12日目 ヨセミテ~サンフランシスコ

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                     【走行距離:218マイル(約349キロ)】

本日はジャイアントセコイアの群生するマリポサグローブの森へ。トラムに乗り換えて、日本語の音声ガイドを聞きながらの森の中の散策です。威厳と風格の備わった樹齢数千年という大木を見学しました。倒れた巨木の根は間近で見てみると、とてつもなく大きかったです。

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f:id:life-as-a-guide:20210923154029j:plainその後、ヨセミテ公園を後にして一路サンフランシスコへ。途中、中華料理の昼食を食べ風車の森、アウモントからオークランドを経由し、ベイブリッジを渡ってサンフランシスコに入りました。

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ゴールデンゲートブリッジに立ち寄りユニオンスクエアのホテルにチェックイン。夕食はホテル内のミシェラン二つ星のミッシェルミナにて。いよいよ明日はツアーの最終日。今回の合計走行距離はなんと約4300キロ!!

            (サンフランシスコ:ウェスティン・セントフランシス泊)

13日目、14日目 サンフランシスコ~成田

朝、希望者とケーブルカーを乗りに行きました。ホテルに戻り準備をすませ空港へ。国際線へチェックイン。その後、日を跨ぎ成田空港に到着となりました。

 

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チェコ・スロヴァキアとハンガリーの旅

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こんにちは。もと海外旅行添乗員&公立高校の英語教諭で、現在は英語を使う仕事で生活をしているゆういち(@lifeasaguide93)です。

 

最近、こつこつと過去の海外添乗の想い出をブログ化しており世界史やら世界地理やらの復習をしていました。今回はチェコ・スロヴァキアとハンガリーの旅の想い出を記事化します。

 

1日目 成田~ヘルシンキ~ブダペスト

成田空港からフィンランド航空にてヘルシンキ経由でブダペストへ。到着後ホテルに移動となりました。ブダペストの夜景はとても綺麗でしたね。

                         (ブダペスト:マリオット泊)

2日目 ブダペスト~ドナウベント地方

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本日はドナウベント地方の見学へ。途中ローマ遺跡を車窓から見学しました。まずハンガリーのカトリックの総本山で国内最大の大聖堂があるエステルゴムへ。ここは西暦1000年、聖イシュトヴァーンが初代ハンガリー王として戴冠したハンガリー建国の地です。展望台からはかつてハンガリー領だったショトロヴォ(スロヴァキア)、バールカーニ(ハンガリー)を見る事ができました。

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宝物館、大聖堂内ではハンガリーの貴重な品々を見学しました。その後ヴィシェグラードへ。丘の上のレストランで昼食をとり、午後城塞跡の見学です。城壁内は少しきつい階段が続きましたが上からのドナウ川の流れは素晴らしかったです。

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その後、セルビア人の文化が色濃く残る可愛らしい町センテンドレへ。バスを降り目抜き通りを進みコヴァーチ・マルギット美術館へ。愛らしい作品の数々が印象的でした。その後自由行動とし散策を楽しみました。

 

帰りはドナウ川に沿ってブダペストに戻ります。夕食はシュトルーデル作りの実演もあるRETESHAZにて。夕食後は希望者とドナウクルーズに出かけました。

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                               (ブダペスト泊)

3日目 ブダペスト市内観光

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朝、希望者とトラムにゲレルト温泉に行きました。その後ホテルに戻り小休憩。午前、まずは王宮の丘へ。王宮の敷地内を歩きマーチャーシュ教会へ。内部の見学後ペスト地区が見える漁夫の砦へ。

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f:id:life-as-a-guide:20210911064330j:plainいかに対岸が平らかを見ることができました。マジャール人たちは遥か向こうのカルパチア山脈を越えてブダペストの地にやってきたのです。

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その後バスで国会議事堂へ。通常はなかなか入場できない内部の見学は感動的でした。特にハンガリーの国宝である王冠や剣は素晴らしかったですね。見学後は聖イシュトヴァーン大聖堂を見学し昼食レストラン「グンデル」へ。世界中の国賓がやってくるレストランでの昼食を楽しみました。

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【ハンガリー名物フォアグラ】

昼食後、英雄広場を歩きバスに戻ります。その後ホテルへ。午後は自由行動。私は希望者とエリザベート公園を歩き聖イシュトヴァーン大聖堂界隈で買い物を楽しみました。

 

夕食は王宮近くのレストランにて。ジプシー音楽や民族舞踊を見ながらの夕食を楽しみました。夕食後はゲレルトの丘からブダペストの夜景を見ました。

                               (ブダペスト泊)

4日目 ブダペスト~ヘレンド~パンノンハルマ~ショプロン

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本日はブダペストを離れ中央ヨーロッパ最大の湖、バラトン湖を眺めながら陶器の町ヘレンドへ。本場の技術を見学し、ヘレンドのコーヒーカップでのお茶タイムを楽しみました。

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その後、近くのバンド村にて農家風レストランでの昼食。午後はハンガリーで初めて建設されたパンノンハルマの修道院へ。世界遺産にも登録されている修道院は内部の装飾が印象的でした。

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その後、国境の町ショプロンへ。ホテルにチェックイン後、町の散策と夕食を食べに旧市街の中心部へ。ショプロンはオスマントルコ軍の攻撃を免れたハンガリーでは数少ない町です。

 

ゴシック様式や初期のバロック様式など数々の歴史的建造物が幹を連ねておりました。散策後、火の見塔近くのレストランにて夕食。夕食後はレストラン近くのワイン居酒屋へ希望者と行きました。

                      (ショプロン:ショプロンホテル泊)

5日目 ショプロン~ブラチスラバ~ブルノ

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朝、希望者と再びショプロン旧市街へ。迷い込むように市庁舎のあたりを散策しました。さて、本日はいよいよハンガリーとお別れです。オーストリアを通り抜けまずはスロヴァキアの首都ブラチスラバへ。到着後まずは昼食。

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昼食後、聖マルティン大聖堂からミハエル門のあたりまで歩きました。ウィーン、ブダペストと並んでハプスブルグ帝国の首都だった街は建築も雰囲気もどこか似ていました。ブラチスラバ城から市内を一望した後、一路チェコ第二の都市ブルノへ。

                        (ブルノ:ボビーセントラム泊)

6日目 ブルノ~テルチ~チェスキー・クルムロフ

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午前、ブルノの市内散策へ。旧市街中心部青果市場あたりまで歩きました。その後テルチに向け出発。テルチ到着後、チェコの人気物語の主人公「兵士シュヴェイク」のレストランへ。

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昼食後は世界遺産の町を散策。モラヴィアの真珠と言われるテルチはスグラフィット(だまし絵)などで飾られたルネッサンス様式の家やバロック様式の家がかわいらしく建っていました。見学後、バスにてチェスキー・クルムロフへ。

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夕食はホテル内レストランにて。夕食後、希望者とホテル近くのビアホール「エッゲンベルク」に行きました。チェコはビールの本場です。新鮮な味わいは最高でした。

                   (チェスキー・クルムロフ:ベルビュー泊)

7日目 チェスキー・クルムロフ市内観光

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朝、希望者とチェスキー・クルムロフの散策へ。朝が明けたばかりの町は夜の印象とは全く違いました。朝食の後は、全員でチェスキー・クルムロフ城へ。強さを示すための熊は今でも健在でした。また荘厳なインテリアなど当時のチェスキー・クルムロフの豊かさを知ることができました。

 

城内の見学後は城の庭園へ。その後展望スポットから中央広場(スヴォルノティ広場)まで歩き解散、自由行動となりました。私は中華料理のレストラン、現地ガイドさんはピザのお店に希望の方と一緒に行きました。

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昼食後は城の塔に登ったり旧市街の散策を楽しみました。夕食は中央広場近くの「Zlaty Andel」にて。夕食後、ライトアップされたお城を見ながらホテルに戻りました。

                         (チェスキー・クルムロフ泊)

8日目 チェスキー・クルムロフ~クトナーホラ~プラハ

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朝、チェスキー・クルムロフに別れを告げクトナーホラへ。鉱山で有名なこの町は世界遺産に登録されております。聖バルバラ大聖堂が大きかったですね。豪華なパイプオルガンやフレスコ画など、その歴史が感じられました。

 

その後、町で最も古い部分を歩き昼食レストランへ。昼食後はバスでプラハに向かいます。到着後、旧市街を歩き旧市街広場へ。旧市庁舎の塔から百塔の街プラハの景色を見学しました。からくり時計もタイミングよく動いてくれましたね。

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f:id:life-as-a-guide:20210911070608j:plainその後ホテルへ。休憩後バスで夕食レストラン「ウ・ピンカス」へ。本場ビアホールでの食事でした。夕食後はプラハの夜景を見ながらホテルに戻りました。

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                     (プラハ:ヒルトンオールドタウン泊)

9日目 プラハ市内観光

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午前、プラハ城見学へ。敷地内ではまず聖ヴィート教会へ。長い列に並び見学しました。パリで活躍したミュシャのステンドグラスもありました。損後、旧王宮に入場しロマネスク様式の聖イジー教会へ。920年に完成したプラハ城敷地内では最も古い教会です。

 

見学後、ローゼンベルク宮殿へ。(旧未亡人の館)昼食はお城の門の近くで食べました。その後、プラハ城を下り午後はストラホフ修道院へ。神学の間ではギターとフルートによるミニコンサートも楽しみました。

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その後、モルダウ川のクルーズへ。午後ののんびりとした時間、車窓からの景色とは違うプラハの景色を楽しみました。その後ホテルへ戻ります。夕食は自由食です。私は希望者とプラハ最古のビアホールレストラン「ウ・フレク」にて名物黒ビールを楽しみました。

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                                 (プラハ泊)

10日目 プラハ市内観光

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朝、希望者とまだ人気が少ないカレル橋まで散歩しました。その後ホテルに戻り小休憩。本日は終日自由行動日です。私は希望者と一緒にトラムに乗りブルドバ公園へ。普通は観光客が訪れない穴場です。プラハ西岸からの美しい眺めを改めて楽しみました。

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f:id:life-as-a-guide:20210911070338j:plainその後、トラムに乗り継ぎミュシャ美術館近くで下車。美術館に入りました。見学後徒歩で市民会館へ。昼食は市民会館内のカフェにて。午後はツェルトナー通りを歩き買い物を楽しみました。

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f:id:life-as-a-guide:20210911070454j:plain夕食は全員揃ってホテルのレストランにて。その後、プラハの春のコンサートへ行きました。

                                 (プラハ泊)

11、12日目 プラハ~ヘルシンキ~成田

朝ゆっくり出発し空港へ。フィンランド航空にてヘルシンキ経由で成田へ。

 

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大連・旅順歴史散歩の旅

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こんにちは。もと海外旅行添乗員&公立高校の英語教諭で、現在は英語を使う仕事で生活をしているゆういち(@lifeasaguide93)です。

 

最近、こつこつと過去の海外添乗の想い出をブログ化しており世界史やら世界地理やらの復習をしていました。今回は大連・旅順の旅の想い出を記事化します。

 

1日目 新千歳~大連~旅順

午前、中国南方航空にて大連へ。大連到着後、旅順に向かいました。着後ホテルにチェックイン。

                            (旅順:営港大酒店泊)

2日目 旅順市内観光

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午前、まだ誰も来ていない旅順博物館へ。1918年3月に開館。ここは大谷光瑞が1902年から1914年の間、3次にわたって世界最大級の探検隊として集めたシルクロードコレクションを寄贈しました。特に新疆の高昌故城アスターナ古墳から出土したミイラをはじめ、陶磁器、それらを入れる木造のケースは見事でした。

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今回はすぐ隣にある溥儀が旅順で最後に居住していた現在の遼寧省博物館(古代遼寧省の発掘物を展示)も見学。1945年8月15日の終戦後、溥儀は日本への脱出を試みるも9月にソ連に捕まり中国側へ引き渡され裁判へ。その後、一般市民の庭師としてその一生を終えました。

 

次に向かいに建つ旧関東軍司令部へ。(満鉄線警備という目的で発足しましたが、その後1919年4月に独立した関東軍として編成され、ここに司令部を設置)その後、1928年には東三省の長であった張作霖爆殺事件や満州事変、1932年の満州国建国(1934年溥儀が皇帝に)、1937年の上海事変から日中前面戦争へと関東軍は深くからんでいきます。

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その後、バスで水師営会見所へ。1905年1月2日、乃木将軍とステッセル将軍が旅順開城規約に調印したところで歌にも謳われています。次に203高地(標高203m)へ。1年6ヵ月の戦期を(日露戦争)を通じて、「陸戦」と「海戦」が行われた、旅順の陸戦の主戦場でした。

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旅順港の背後に広がる山々にはロシアの無数の砲台、保塁が築かれ、これに対して乃木将軍の三個師団5万7船名が全軍突撃。3日でかたがつくと思われましたが、なんと5ヵ月後に最後の203高地が陥落して収束したと言われています。

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203高地を守るロシア軍3万3千人。ここは旅順港に停泊するロシア軍隊を山頂から砲撃することが最大の目的でした。最後の総攻撃は1904年11月27日に開始。日本軍は1万6千とも2万人とも言われる戦死者を出しながら203高地を占領。頂上にあった28センチ榴弾砲を運び込み、旅順に停泊するロシアの軍隊に砲撃。壊滅的な攻撃を与えました。

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その後、3月には奉天占領、5月の日本海海戦で日露戦争は勝利で終結しました。見学後、昼食レストランへ。刀削麺を楽しみました。

 

午後はまず高等法院へ。安重根の裁判がここで行われたことで知られています。1910年2月12日、安重根は法廷で意見陳述をしたことも記録にあり、日韓両国の条約不平等をはじめ裁判の不当を訴えたとあります。1916年3月26日獄中144日の後、最後の願いである「絹の韓服の正装」で絞首刑に処されました。ここは全て当時のままで保存してあり、2階の裁判室もそのままでした。

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その後、バスで旅順監獄旧址へ。1896年(明治29年)3月にロシアが最初に建設し、日ロ戦争後に日本が接収して使用、増築。1910年安重根が収監されていたことで知られています。

 

その後白玉山へ。2人乗りのリフトで標高175mの白玉山山頂へ。ここには日露戦争後、日本が建てた65.4mの「表忠塔」がそびえます。表忠塔は日露戦争の戦死者を悼むため乃木大将らの提案で建てられたものです。

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見学後、旅順駅へ。旅順駅はロシアによって1903年3月に建造されました。ロシア正教の教会もイメージした木造の駅です。1909年11月3日に安重根が裁判を受けるため、この駅に到着。(10月26日朝、ハルピン駅で伊藤博文(69歳)を暗殺)当時1万人の日本人がおり、2000人が一目犯人を見ようと駅におしかけました。

 

旅順駅を後にし、今は廃居になっている粛親王府旧址をバスの車窓から見学しました。(ここは川島芳子、溥儀も住んでいたことで知られています。もともとは1900年からロシア人の個人所有の旅館でした。)その後,旧ヤマトホテルへ。

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ヤマトホテルは当時のまま残り、ここは夏目漱石が50日間満州・韓国旅行の際、1909年9月10日から2泊し203高地をはじめ旅順観光をし、1927年には川島芳子が蒙古の将軍の息子と結婚式を、(仲人は関東軍参謀長、齋藤恒)1931年にはラスト・エンペラー溥儀も宿泊した歴史に残るホテルです。

 

旅順は軍都でもあり、文教の街でもありました。大陸でも有数の学園都市として内地からも入学希望が絶えませんでした。その中でも1909年大陸開発に必要な技術者の育成を目的に創設され、1922年に大学としてスタートした旧旅順工科大学を見学。(もともとは1900年に建造されたロシア人の兵舎でした。)その後、旅順高等学校を見学してホテルへ。

                                  (旅順泊)

3日目 旅順~大連

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午前、ゆっくりとホテルを出発しホテル周辺の散策へ。当時の日本軍の住居をはじめ高級住宅街を約1時間散策。その後ホテルで小休憩し旅順の市場へ。めずらしいものがいろいろありました。

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f:id:life-as-a-guide:20210911023508j:plainその後、塔河湾近くのレストランで鍋ほ理の昼食を済ませ午後は港の青空市場を見学しました。その後、大連へ。大連では車窓から中山広場、広場に建つ1914年創業のヤマトホテルを見学、そして東京上野駅と同じ造りの大連駅も見学しました。

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その後、アジア号の特別見学です。(アジア号は満鉄が誇る看板列車。1935年には大連~ハルピン間を1日1往復していました。)見学後、旧ロシア人街を散策しホテルにチェックイン。

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小休憩後、希望者とレトロな路面電車に乗り買い物に出かけました。夕食は海鮮名物料理を楽しみました。

                          (大連:日航大連ホテル泊)

4日目 大連~新千歳

早朝ホテルを出発し空港へ。中国南方航空にて帰国の途へ。

 

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古都トレドからカタルーニャへ スペイン周遊の旅

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こんにちは。もと海外旅行添乗員&公立高校の英語教諭で、現在は英語を使う仕事で生活をしているゆういち(@lifeasaguide93)です。

 

最近、こつこつと過去の海外添乗の想い出をブログ化しており世界史やら世界地理やらの復習をしていました。今回はスペイン周遊の旅の想い出を記事化します。

1日目 成田~ヘルシンキ~マドリッド

成田空港からフィンランド航空にてヘルシンキへ。航空機を乗り換えマドリッドへ。空港到着後バスにて古都トレドへ向かいました。ライトアップされたアルカサルが静かに迎えてくれました。

                         (トレド:アルフォンソⅥ泊)

2日目 トレドの観光

f:id:life-as-a-guide:20210910172934j:plain本日はトレドの観光です。まずはバスでトレド旧市街の全景が見渡せる写真スポットへ。その後旧市街に戻り徒歩での見学スタート。ユネスコの寄付によって建設されたエスカレーターを利用し市内中心部へ。

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まずはサンタクルス美術館へ。エルグレコの「聖母被昇天」などを見学しました。ゴヤの作風との対比も面白かったです。その後、ソコドベル広場を通りサン・トメ教会へ。グレコの傑作「オルガス伯爵の埋葬」を見学しました。

 

その後、街を散策しながらカテドラルへ。スペインにおけるキリスト教の大本山は内装も聖具室もすごいの一言でした。その後、大時計の門から外に出て昼食レストランへ。様々なタパス料理にボリュームいっぱいのグリル料理など堪能しました。

 

午後はタベーラ病院の見学です。タベーラ枢機卿が1541年建設を始めた元病院です。現在は美術館になっています。内部には教会、宗教学校、タベーラ枢機卿が亡くなった後、建築を引き継いだレルマ公爵の部屋など、内部をしっかりと見学しました。教会ではグレコの「イエスの洗礼」も見ることができました。

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その後自由行動。ホテルへの道を戻りながら旧市街散策を楽しみました。名物「マサパン」を買っている方もいましたね。

                                 (トレド泊)

3日目 トレド~マドリッド

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少しひんやりとした空気の中、人口約313万人の大都市マドリッドへ向かいました。到着後、まずはスペイン広場へ。ドンキホーテの像と一緒に記念撮影です。その後は観光のハイライト、プラド美術館へ。ボッシュの「快楽の園」、ゴヤの「マハ」、ベラスケス、ムリーリョなど、名作の数々を見学しました。

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見学後、昼食レストランへ。2種のパエリアの盛り合わせを楽しみました。午後は王宮地区を徒歩で歩きながらバスに乗り国立ソフィア王妃芸術センターへ。ピカソのゲルニカ、ダリ、ミロなどの現代美術の巨匠たちの作品を見学しました。その後ホテルにチェックイン。

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                         (マドリッド:アグマール泊)

4日目 マドリッド~エル・エスコリアル

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本日より夏時間です。時計が1時間進みます。午前、マドリッド郊外の見どころエル・エスコリアルへ。スペイン帝国黄金時代を象徴する壮大な修道院を見学しました。見学後、市内で昼食を済ませマドリッドへ戻ります。

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f:id:life-as-a-guide:20210910190835j:plainマドリッド到着後、ホテルに戻り一度小休憩です。そして夕刻闘牛見学へ。スペインを代表する国技を見学しました。見学後、市内レストランにて夕食を食べホテルに戻りました。

                               (マドリッド泊)

5日目 マドリッド~コルドバ~セビリア

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本日はいよいよ南へ向かいます。高速新幹線AVEの一等車に乗車。待合室もゆったりとして豪華でした。一面に広がるオリーブ畑を眺めながら平野を駆け抜けていきました。車内サービスの軽食を食べ終わった頃、コルドバへ到着。気温も上がりアンダルシア地方に入ったことを感じました。

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その後旧市街の見学へ。旧ユダヤ人街を通り、無数の柱が林立するメスキータ、花々に彩られた花の小路などを見学しました。その後、市内レストランで昼食をとりグアダルキビル川に架かるローマ橋を歩きバスへ。一路セビリアへ向かいました。

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f:id:life-as-a-guide:20210910191319j:plainセビリアではカテドラルの見学へ。4つの王国の木の像に担がれたコロンブスのお墓も見学しました。その後ホテルにチェックイン。

                       (セビリア:アイン・セビリア泊)

6日目 セビリア~グラナダ

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午前、引き続きセビリアの観光です。まずは1929年イベロアメリカ博覧会開催時の建物が残るスペイン広場へ。広場をぐるりと囲むスペイン各地の町の様子を描いたタイルがありました。

 

その後、ヤシの木や南国の木々が生い茂る街の中をバスで走り、「カルメン」の舞台となった場所として知られる旧タバコ工場跡(現セビリア大学)を通りながら、バスは駐車場へ。徒歩で旧市街を歩きながら14世紀後半のムデハル様式に彩られたアルカサルへ。

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散策時にはタイルの本場セビリアで想い出のタイルを購入する人もいましたね。その後、1844年創業の老舗レストラン「オステリア・デル・ラウレル」にてアンダルシアのタパス料理を楽しみました。その後、グラナダへ。

 

グラナダ到着後、ホテルにチェックイン。ホテルで小休憩し、夕食は市内レストランに食べにいきました。セビリア大学の学生によるトウナ・バンドの演奏を食事と共に楽しみました。

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夕食後は、本場フラメンコを見に行きました。アルバイシン地区にある洞窟タブラオでの本場フラメンコはすごい迫力でした。アルハンブラ宮殿のライトアップの素敵でしたね。

                         (グラナダ:ホテルサライ泊)

7日目 グラナダの観光

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本日は赤い土「アル・ハムール」のアルハンブラ宮殿へ。後ウマイヤ朝、最後の栄華を彷彿とさせるイスラム建築の極到。王宮では天人花のパティオ(中庭)、ライオンのいない「獅子のパティオ」、カルロス五世宮殿などを見学しました。

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その後、緑鮮やかな夏の離宮:ヘネラリフェへを見学しました。噴水や花々がとても美しかったですね。昼食は宮殿内のパラドールにてゆったりと楽しみました。

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f:id:life-as-a-guide:20210910192455j:plain昼食後ホテルに戻り、午後は自由行動です。私は希望者とタクシーで市内中心部へ。カテドラル、王室礼拝堂などを見学しアルカイセリア地区で買い物を楽しみました。

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夜は有名レストラン「LAS TINAJAS」にて。イースターの交通規制のためバスが入れずタクシーで移動しました。ホテル前では山車がでてパレードが行われていましたね。

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                                (グラナダ泊)

8日目 グラナダ~フリヒリアーナ~ネルハ~マラガ

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本日は地中海に向かって車を走らせます。車窓からの景色を楽しみました。丘続きの景色の中、ところどころ白い家屋が密集する村々が見えてきました。「美しい村コンテスト」でトップに輝いたこともあるフルヒリアーナへ。フルヒリアーナはどこを歩いてもカメラを向けたくなる景色でした。

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その後、断崖に地中海の景色が美しい「ヨーロッパのバルコニー」のあるネルハへ。ゆったりと散策を楽しみ、昼食は「パラドール・ネルハ」にて。パラドールの食事は地元の伝統料理が出されるのが特徴です。

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昼食後、国際的に有名なビーチリゾート、マラガに向かいました。到着後、パラドール・デ・マラガ・ヒブラロファロへチェックイン。夕食はホテル内レストランにて。

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             (マラガ:パラドール・デ・マラガ・フブラロファロ泊)

9日目 マラガ~バルセロナ

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午前、バスにて旧市街へ。ピカソの生家を外観から見学し、かつてピカソの遊び場だったメルセー広場を歩きます。そして杜甫でピカソ美術館へ。ピカソの幅広いコレクションを展示してある美術館はとても見応えがありました。好きな女性は美しく、嫌いな女性は醜く描くピカソにどこか人間味を感じました。

 

見学後、カテドラル前でフリータイムをとりました。その後、シーフードレストラン「PEDE YCAMIN」にて昼食。新鮮なシーフードを楽しみました。昼食後、空港へ移動となりました。そしてバルセロナへ。到着後、ホテルにチェックイン。

                    (バルセロナ:カタルーニャ・ベロナ泊)

10日目 バルセロナの観光

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午前、まずはサグラダ・ファミリア聖堂へ。彫刻の一つ一つに想いが込められているかのよう・・・1882年に着工し、その完成を今でも待っているガウディ建築の傑作です。(2010年3月現在)

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見学後、聖堂近くで自由時間をとり、バスにてグエル公園へ。

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f:id:life-as-a-guide:20210910193909j:plainユニークなつくりの公園内はただ歩くだけで興味深い見学となりました。その後昼食レストランへ。パスタのパエリア「フィデウア」を楽しみました。

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午後はピカソ美術館へ。ここではピカソの青の時代目の比較的初期の作品を中心に見学しました。その後、徒歩にてゴシック地区を散策しカテドラルの前まで歩きました。その後バスにてホテルへ。

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夕食は港にあるレストラン「CANGREJO LOCO」にて。カタルーニャの前菜「ピカピカ」、またメインの溢れんばかりのシーフードを堪能しました。夕食後はライトアップされたカサ・ミラ、カサ・バトリヨで写真ストップをとりホテルへ。

                               (バルセロナ泊)

11、12日目 バルセロナ~ヘルシンキ~成田

早朝ホテルを出発し空港へ。フィンランド航空にてヘルシンキ経由で成田に到着。

 

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エジプト光の奇跡観賞とネフェルタリ王妃特別見学の旅

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こんにちは。もと海外旅行添乗員&公立高校の英語教諭で、現在は英語を使う仕事で生活をしているゆういち(@lifeasaguide93)です。

 

最近、こつこつと過去の海外添乗の想い出をブログ化しており世界史やら世界地理やらの復習をしていました。今回はエジプト光の奇跡観賞とネフェルタリ王妃特別見学の旅の想い出を記事化します。

 

1日目 関西国際空港~ルクソール

関西国際空港よりエジプト航空にて約14時間かけてエジプトのルクソールへ。到着後ホテルへ。

                  (ルクソール:ソネスタ・セントジョージ泊)

2日目 ルクソール東岸の観光

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本日は東岸「生者の街」の観光です。まずは世界一大きな神殿と言われるカルナック神殿へ。第一塔門、第二塔門、そしてパピルス柱の並ぶ大列柱室やオベリスクなど、全てに圧倒されました。スカラベ(ふんころがし)の周りも、思いを込めて回り歩きました。

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その後ルクソール神殿へ。ラムセス2世の巨象や豊穣を願うオペト祭のレリーフを見学しました。その後、昼食をMERCUREホテル内のレストランで食べました。早速エジプト名物のコフタ(牛のつくね)です。

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午後はルクソール博物館へ。トトメス3世やアメンホテプ3世の美しい像を見学しました。その後ホテルに戻ります。夕食はホテル内レストランにて。

                               (ルクソール泊)

3日目 ルクソール~アビドス~デンデラ

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この日はバスにてアビドス、デンデラの観光へ。まずはオシリス神信仰の中心地アビドスへ。7つの至聖所を持つセティ1世葬祭殿で有名な王名表などを見学しました。お昼ご飯はお弁当をアビドスで食べ午後はデンデラへ。

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ハトホル神殿を見学しました。ハトホル神殿では世界最古の天体図やオシリス神復活を描いたレリーフを見学し、クレオパトラとその息子のカエサリオンのレリーフも見る事ができました。

f:id:life-as-a-guide:20210910133541j:plainバスの移動中にはエジプトの田舎風景と人々の生活の様子も見る事ができました。夕食は「GEORGINIA」にて。西洋風の内装が印象的なレストランでエジプト料理のタヒーナ(ゴマのペースト)を含む食事を楽しみました。夜希望者とルクソール神殿のライトアップを見学しにいきました。昼間とは違う静かで荘厳な雰囲気が印象的でした。

                               (ルクソール泊)

4日目 ルクソール西岸の観光

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本日は日の沈む西岸「死者の都」の見学です。まずは王家の谷へ。有名なツタンカーメンの墓から見学です。そしてラムセス6世の墓へ。ヌト女神の天井画はとても美しかったです。その後3段テラスが印象的なハトシェプスト女王葬祭殿へ。エジプト初の女王の権力の凄さと温厚な政治を感じさせられました。

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そしていよいよ王妃の谷へ。一般公開されていないネフェルタリ王妃の墓を見学しました。とても美しく10分という制限時間があっという間に過ぎてしまいました。その後、巨大なメムノンの像で写真をとり、ボートでナイル川を渡りホテルに戻りました。昼食はホテル近くのレストラン「SUNRISE」にてタジン(トマト煮込み)を味わいました。

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午後は、一度ホテルで小休憩しボートにてルクソール西岸へ。まずは貴族の墓へ。泣き女で有名なラモーゼ墳墓を見学。髪の1本1本までわかる繊細なレリーフが良く残っていました。その後、労働者の墓へ。王墓造営に携わったセンネジュムの墓はネフェルタリ王妃の墓に負けないくらい鮮明な色が残っていました。

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そして最後はラムセス3世の葬祭殿へ。西岸で一番保存状態の良いこの葬祭殿も細かな壁画など見応えがありました。見学後ホテルへ。夕食はホテル内レストランにてイタリア料理を食べました。

                               (ルクソール泊)

5日目 ルクソール~アスワン

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早朝、空港に移動しエジプト航空にてアスワンへ。まずはアスワンハイダムへ。正解第2位の規模を誇ります。ナイル川の源流を見学しました。その後、砂漠らしい砂があるところでバスを止め砂遊びを楽しみました。そしてボートに乗り換えフィラエ島にあるイシス神殿へ。ここではホルス神の誕生の間やハピ神のレリーフなどを見学。

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その後ボートで本土に戻り古代の石切り場へ。巨大なオベリスクはここから造られていくことを考えると想像を絶するものがありました。そしてナイルに浮かぶ小島に建つ「DOKKA」にて昼食。モロヘイヤのスープ、魚のタジンなど美味しくいただきました。

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昼食後はファルーカに乗りゆったりとナイル川クルージング。ヌビア音楽を楽しみながらホテルに到着。夕食はホテルにて。

                       (アスワン:イシスアイランド泊)

6日目 アスワン~アブシンベル

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この日は午前ゆっくりと出発。アスワンの空港からエジプト航空でアブシンベルに移動です。到着後まずはホテルへ。ホテルレストランにて昼食をとり午後はお部屋で小休憩。その後、ラムセス2世の代表作アブシンベル大神殿、小神殿を訪問しました。

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その後ホテルに戻り休憩後、夕刻再びアブシンベル神殿へ。音と光のショーを楽しみました。

                          (アブシンベル:セティ泊)

7日目 アブシンベル~カイロ~ギザ

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いよいよ今回のツアーの最大のテーマである光の奇跡の日が来ました。朝1時、まだ真っ暗の中、光の奇跡見学の1日がスタートしました。アブシンベルの門の前で1時間くらい頑張って待ちます。その後、開門と同時にアブシンベル大神殿へ。薄いライトに照らされた神殿内で待つこと約3時間半、列が動き始めます。

 

そして、ほんのわずかな時間でしたが、1年に2度至聖所にさしこむ光の奇跡を見ることが出来ました。朝日がダイレクトにラムセス2世の像だけを照らします。かつれラムセス2世が描いた奇跡、古代文明の深さを感じさせられました。

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そして見学後は一度ホテルに戻り荷物をバスに積み込みアブシンベルの空港へ。エジプト航空にてアスワン経由でカイロに移動となりました。少し遅延がありましたが、なんとかカイロに到着。遅めの昼食を「ANDRIA MOKATTAM」にて。名物シシケバブを楽しみました。

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午後はカイロの観光です。イスラム最高学府が隣接している庶民が訪れるアズハールモスクとその傍らにあるハンハリーリバザールを見学しました。活気あるエジプト人の生活に触れることができましたね。その後、渋滞を抜けギザのホテルへ。

                      (ギザ:メリディアンピラミッド泊)

8日目 ギザ~アレキサンドリア~ギザ

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朝、バスに乗りカイロの中央駅であるラムセス駅へ。現地の人が乗り混む特急列車にて地中海の街アレキサンドリアへ。エジプトの1等車での移動を楽しみました。まずは邸宅を改装した国立博物館へ。

 

古王国時代~グレコローマン時代、そして現代までの悠久のエジプトの歴史を見学しました。その後ポンペイの柱で写真をとりローマ時代のキリスト教徒のカタコンベ(地下墳墓群)へ。見学後、地中海を臨む「FISH MARKET」にてシーフードのランチを楽しみました。

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午後は古代七不思議の一つ、ファロスの灯台跡に建つカイトベイ要塞に立ち寄りギザに戻ります。通称砂漠ロードを抜けて走りました。ギザ到着後、夕食は「TIVOLT」にてイタリア料理を楽しみました。デザートはマハラベイヤ(エジプトのライスプリン)でしたね。

                                  (ギザ泊)

9日目 ギザ~ダハシュール~メンフィス~サッカラ~ギザ

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午前、ギザ郊外の見学へ。まずはダハシュールへ。クフ王の父、スネフェル王の有名な屈折ピラミッド、赤ピラミッドを見学しました。

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続いて古王国時代の首都メンフィスへ。ここではプタハ神殿に増設されたというラムセス2世の巨象とアラバスタ―制スフィンクスを見学しました。

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そして午前最後はエジプト最古の石造建築物である階段ピラミッドを見るためサッカラを訪れました。ここからは数々のピラミッドを望むことができ、古代エジプト文明の始まりを感じることができました。

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見学後、ギザに戻り「CHIRIST」にて昼食。エジプトの都会らしいサービスでした。午後はエジプトの3大ピラミッドへ。まずはクフ王のピラミッドへ。登りにくいピラミッドを歩き玄室までいく方もいました。

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f:id:life-as-a-guide:20210910140615j:plainその後、カフラー王、メンカウラー王のピラミッドを見ながら3大ピラミッドが望めるパノラマビューポイントへ。写真撮影を楽しみました。その後、太陽の博物館へ。クフ王の船とされる4500年前の木造船はどのように使われていたのでしょうか。

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その後、有名なスフィンクスを見学しホテルに戻ります。

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夕食はホテル内レストラン「MEDE」にて地中海料理を楽しみました。そして夜希望者とピラミッドとスフィンクスの音と光のショーへ。ピラミッドに光があたる姿はアブシンベルのものとは違う新鮮さがありました。

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                                  (ギザ泊)

10、11日目 ギザ~カイロ~関西国際空港

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朝、カイロに向け出発。まずはオールドカイロ地区へ。コプト教の人々が住んでいる地区で、聖ジョージ教会を見学しました。

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その後エジプト考古学博物館へ。総数12万点を誇るこの美術館で旅の総復習をしました。ラムセス2世のミイラやツタンカーメンの黄金のマスクを見学しました。そして空港近くのレストラン「SWISS」で最後の昼食をとり、空港敷地内のスーパーに立ち寄りカイロ国際空港へ。エジプト航空にて無事関西国際空港に戻りました。

 

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オーストリア周遊の旅

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こんにちは。もと海外旅行添乗員&公立高校の英語教諭で、現在は英語を使う仕事で生活をしているゆういち(@lifeasaguide93)です。

 

最近、こつこつと過去の海外添乗の想い出をブログ化しており世界史やら世界地理やらの復習をしていました。今回はオーストリア周遊の旅の想い出を記事化します。

 

1日目 成田~ウィーン~バーデン

午前、成田空港からオーストリア航空にてウィーンへ。そしてバーデンのホテルに向かいました。

                         (バーデン:パークホテル泊)

2日目 バーデン~アイゼンシュタット~ヴィーナーノイシュタット~グラーツ

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【エステルハージー城】

オーストリア観光のはじまりです。バーデンを出発しアイゼンシュタットへ。ハイドン没後200周年を記念しての特別訪問です。到着後まずはエステルハージー城へ。ハイドンが長年仕えていたお城です。歴代の城主との関係やオルゴール、貴金属などを見学しました。

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【ヴィーナノイシュタット】

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【センメリング鉄道】

その後、ハウプト通りを歩きハイドンハウスへ。ハイドン作曲のオリジナルの楽譜や恋人に宛てた手紙などを見学しました。昼食を「HAYDNBRAEU」で食べた後、午後は世界遺産センメリング鉄道の乗車駅ヴィーナノイシュタットへ。約2時間の乗車後、グラーツへ到着。その後旧市街中心部のホテルにチェックイン。

                   (グラーツ:エルヘルツォーク・ヨハン泊)

3日目 グラーツ市内観光

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【グラーツ旧市街】

午前グラーツの市内観光へ。まずはエレベーターにて街のシンボルであるシュロスベルクの時計台に登りました。残念ながら雨に打たれてしまいましたが、時計台を降りた頃から天気も少しずつ回復しました。

 

旧市街の町並みを楽しみながら散策し武器博物館へ。中世の武器保存量世界一を誇ります。その数と整然と並んだ武器の数々、弾痕の跡がそのまま残った楯など圧倒されました。

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【エンゲンベルク城】

午後は希望者とカフェで食事をし、路面電車にて郊外のエンゲンベルク城へ。天文学を多く取り入れた城内敷地には孔雀がたくさんいました。美しい装飾の施された内部は圧巻でしたね。夕食は旧市街のレストラン「LANDHAUS KELLER」にて。

                                (グラーツ泊)

4日目 グラーツ~クラーゲンフルト~ハイリゲンブルート

f:id:life-as-a-guide:20210903073148j:plain【クラーゲンフルト】

午前、グラーツ郊外のバルバラ教会へ。フンデルト・ヴァッサーが1988年に修復した一見教会とは思えない外観に驚きました。キリスト教、イスラム教、仏教、神道など世界の宗教の施された門などを見学しました。

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【バルバラ教会】

その後、ケルンテン州の州都クラーゲンフルトへ

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【龍の噴水】

州庁舎の中庭にある「GASTHAUS IM LANDHOF」にて昼食を済ませ、午後は聖エギート司教区教会、龍の噴水とマリアテレジア像のある中央広場を散策しました。その後、リエンツ経由で聖血伝説の残る村ハイリゲンブルートへ。ポストホテルにチェックイン。

                    (ハイリゲンブルート:ポストホテル泊)

5日目 ハイリゲンブルート~ツェルアムゼー~アルプバッハ~インスブルック

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【ハイリゲンブルート】

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【グロスグロックナー】

朝、希望者とホテル近くの教会へ。敷地内のお墓も綺麗な花々で飾られていました。天候に恵まれオーストリア最高峰のグロスグロックナーを見ることもできました。その後ホテルに戻り朝食。

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【グロスグロックナー山岳道路とパステルツェ氷河】

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午前、ホテルを出発しグロスグロックナー山岳道路を進みました。フランツ・ヨーゼフス・ヘーエの展望台ではグロスグロックナーの雄姿を再び見る事ができました。パステルツェ氷河も素晴らしかったです。その後、無事山岳道路を抜け昼食はツェルアムゼーにて。

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【ツェルアムゼー】

昼食後は湖畔を散策し、午後ヨーロッパで一番美しいと言われる花の村アルプバッハへ立ち寄りました。散策後、一路インスブルックへ。

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【アルプバッハ】               

                        (インスブルック:ヒルトン泊)

6日目 インスブルック市内観光

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【インスブルック:アンナ記念碑】

朝、希望者と旧市街のお散歩へ。その後ホテルに戻り朝食。午前市内観光に出かけます。まずはホテルの隣に建つ凱旋門かマリアテレジア通りを歩いて旧市街に向かいました。

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【凱旋門】

旧市庁舎のあったラートハウス、アンナ記念碑、旧市街の背中にはノルトケッテ山がそびえていました。旧市街ではまずは王宮へ。華麗なロココ様式の内装が素晴らしかったです。その後、宮廷教会へ。

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【黄金の小屋根】
教会内には歴史上の著名人の数々の銅像が並んでいました。皇帝マクシミリアン一世の力の入れようがしっかりと伝わってきました。そしてイン川のほとりまで歩き最後は旧市街中心の黄金の小屋根を見学し自由行動となりました。

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【ハーフェレカーからの眺め】

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私は希望者と日本食レストラン「KENJI」でお昼を食べた後、ケーブルカーとロープウェイを乗り継いでハーフェレカーへ。山頂からの景色を楽しみました。夕食はゲーテや著名人が訪ねた歴史もある「GOLDENER ADLER」にて。

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【オーストリアでは定番:クネーデリキ】

                             (インスブルック泊)

7日目 インスブルック~ラッテンベルグ~キッツビュール~モントゼー~ザルツブルク

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【ラッテンベルク】

午前、ホテルを出発しイン川沿いにあるラッテンベルクの町に立ち寄りました。こじんまりとした可愛らしい町並みです。その後、カラフルな町並みのキッツビュールへ。まずは町を散策し「EGGERWWIRT」にて昼食を食べました。

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【キッツビュール】

午後はバスにてモントゼーへ。サウンドオブミュージックの舞台となった教区教会を訪ねました。マリアとトラップ大佐の結婚式のシーンを思い出します。町の名前の由来となった三日月湖にも足を運びました。

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【モントゼー:教区教会】

その後、ザンクト・ヴォルフガング、ザンクト・ギルゲンに立ち寄り、一路モーツァルトと塩とサウンドオブミュージックの街ザルツブルクへ。

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【ザンクト・ヴォルフガング】         

                      (ザルツブルク:クラウンプラザ泊)

8日目 ザルツブルク市内観光

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【ミラベル庭園】

午前、ザルツブルクの市内観光へ。まずはサウンドオブミュージックでも撮影されたミラベル庭園へ。その名の通り美しい庭園でした。庭園から見るホーエンザルツブルク城の景色も素晴らしかったです。その後、旧市街へ。

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【ゲトライデガッセ】

旧市街への途中、三位一体教会やモーツァルトの住んでいた家、カラヤンの生家のそばを通りながら旧市街で賑わいを見せるゲトライデガッセを通り、モーツァルトの生家を見学しました。

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【祝祭劇場】

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【ザンクトペーター教会】

その後、大学広場、祝祭劇場、ザンクトペーター教会、大聖堂、レジデンツ広場と歩きました。昼食は中欧最古のレストラン「STIFSKELLER ST.PETER」にて。

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【STIFSKELLER ST.PETER】

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【ザルツブルク名物:ザルツベルガーノッケル(メレンゲのお菓子)】

昼食後、自由行動。私は希望者とホーエンザルツブルク城へ。見学後、旧市街で買い物を楽しみホテルに戻りました。夕食はホテル近くの「STIEGL BRAU」にて。

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【ホーエンザルツブルク城からの眺め】

                              (ザルツブルク泊)

9日目 ザルツブルク~シュタイヤー~メルク~ヴァッハウ渓谷~ウィーン

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【シュタイヤー】

午前、ホテルを出発しシューベルトが「ます」を作曲したシュタイヤーを訪れました。その後、メルクへ。まず修道院を訪ね、その後昼食となりました。

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【メルクの大修道院】

午後はドナウ河クルーズへ。世界遺産ヴァッハウ渓谷の景色を楽しみました。船がデュルンシュタインに到着後は、町の雰囲気を徒歩で見学しバスへ。その後一路ウィーンへ向かいました。

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【ウィーン:夜のケルトナー通り】

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【国立オペラ座】

                       (ウィーン:ヒルトンヴィエナ泊)

10日目 ウィーン市内観光

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【私立公園】

朝、希望者と私立公園を散歩しました。その後ホテルに戻り朝食。そして午前、ホテルを出発し路面電車に乗りオペラ座へ。その後ケルトナー通りを歩き中心部のシュテファン寺院を見学しました。

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【シュテファン寺院】

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【ペスト記念碑】

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【王宮】

その後、ハプスブルクの王宮を通り抜け、美術史美術館へ。ブリューゲル、ラファエロ、フェルメールなどの名作の数々を見学しました。

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【美術史美術館】

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【ブリューゲル:バベルの塔】

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【アルチンボルト:夏】

午後は自由行動です。私は希望者とグラーベン通りを少し脇に入ったところの「GOSSER BIERKLINIK」にて昼食をとり、地下鉄に乗りシェーブルン宮殿へ。宮殿内の大小様々な部屋が印象的でした。庭園の眺めも素晴らしかったです。

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【名物ザッハートルテ】

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【シェーンブルン宮殿】

夕食は私立公園近くの「STADPARK BRAEU」にて。夕食後希望者とオペラの見学に行きました。

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【王宮のライトアップ】

                                (ウィーン泊)

11日目 ウィーン郊外観光

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午前、ウィーン郊外の観光へ。まずはリヒテンシュタイン城で写真ストップし、シューベルトが菩提樹を作曲した、まさにその菩提樹があるホテルに立ち寄りました。

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【ヒンターブリュール:ヘルドリュスミューレ亭(シューベルトが菩提樹を作曲)】

その後、シトー派僧院のハイリゲンクロイツへ。

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【ハイリゲンクロイツ】

ロマネスク様式の身廊、その端にある彫刻なども十分歴史を感じることができました。その後、うたかたの恋の舞台となったマイヤーリンクに立ち寄りバーデンへ。バーデンではベートーベンの住んでいた家などを見学しました。

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【マイヤーリンク】

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【ベートーベンハウス】

昼食はバーデン近くのグンポルツキルヘン村のホイリゲにて。

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【ホイリゲ】

昼食後、ホテルに戻る途中、ヴェルヴェデーレ宮殿に立ち寄りました。夕食はウィーン最古のレストラン「GRIECHEN BEISL」にて。

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【ヴェルヴェデーレ宮殿】  

                                (ウィーン泊)

12日目、13日目 ウィーン~成田

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朝、希望者と地下鉄を使いプラーターの遊園地へ。ここの大観覧車はウィーンに欠かせない存在で、何度も映画の舞台として利用されています。そしてホテルに戻り朝食後、ウィーン国際空港へ。オーストリア航空にて成田へ戻りました。

 

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