古都トレドからカタルーニャへ スペイン周遊の旅
こんにちは。もと海外旅行添乗員&公立高校の英語教諭で、現在は英語を使う仕事で生活をしているゆういち(@lifeasaguide93)です。
最近、こつこつと過去の海外添乗の想い出をブログ化しており世界史やら世界地理やらの復習をしていました。今回はスペイン周遊の旅の想い出を記事化します。
- 1日目 成田~ヘルシンキ~マドリッド
- 2日目 トレドの観光
- 3日目 トレド~マドリッド
- 4日目 マドリッド~エル・エスコリアル
- 5日目 マドリッド~コルドバ~セビリア
- 6日目 セビリア~グラナダ
- 7日目 グラナダの観光
- 8日目 グラナダ~フリヒリアーナ~ネルハ~マラガ
- 9日目 マラガ~バルセロナ
- 10日目 バルセロナの観光
- 11、12日目 バルセロナ~ヘルシンキ~成田
1日目 成田~ヘルシンキ~マドリッド
成田空港からフィンランド航空にてヘルシンキへ。航空機を乗り換えマドリッドへ。空港到着後バスにて古都トレドへ向かいました。ライトアップされたアルカサルが静かに迎えてくれました。
(トレド:アルフォンソⅥ泊)
2日目 トレドの観光
本日はトレドの観光です。まずはバスでトレド旧市街の全景が見渡せる写真スポットへ。その後旧市街に戻り徒歩での見学スタート。ユネスコの寄付によって建設されたエスカレーターを利用し市内中心部へ。
まずはサンタクルス美術館へ。エルグレコの「聖母被昇天」などを見学しました。ゴヤの作風との対比も面白かったです。その後、ソコドベル広場を通りサン・トメ教会へ。グレコの傑作「オルガス伯爵の埋葬」を見学しました。
その後、街を散策しながらカテドラルへ。スペインにおけるキリスト教の大本山は内装も聖具室もすごいの一言でした。その後、大時計の門から外に出て昼食レストランへ。様々なタパス料理にボリュームいっぱいのグリル料理など堪能しました。
午後はタベーラ病院の見学です。タベーラ枢機卿が1541年建設を始めた元病院です。現在は美術館になっています。内部には教会、宗教学校、タベーラ枢機卿が亡くなった後、建築を引き継いだレルマ公爵の部屋など、内部をしっかりと見学しました。教会ではグレコの「イエスの洗礼」も見ることができました。
その後自由行動。ホテルへの道を戻りながら旧市街散策を楽しみました。名物「マサパン」を買っている方もいましたね。
(トレド泊)
3日目 トレド~マドリッド
少しひんやりとした空気の中、人口約313万人の大都市マドリッドへ向かいました。到着後、まずはスペイン広場へ。ドンキホーテの像と一緒に記念撮影です。その後は観光のハイライト、プラド美術館へ。ボッシュの「快楽の園」、ゴヤの「マハ」、ベラスケス、ムリーリョなど、名作の数々を見学しました。
見学後、昼食レストランへ。2種のパエリアの盛り合わせを楽しみました。午後は王宮地区を徒歩で歩きながらバスに乗り国立ソフィア王妃芸術センターへ。ピカソのゲルニカ、ダリ、ミロなどの現代美術の巨匠たちの作品を見学しました。その後ホテルにチェックイン。
(マドリッド:アグマール泊)
4日目 マドリッド~エル・エスコリアル
本日より夏時間です。時計が1時間進みます。午前、マドリッド郊外の見どころエル・エスコリアルへ。スペイン帝国黄金時代を象徴する壮大な修道院を見学しました。見学後、市内で昼食を済ませマドリッドへ戻ります。
マドリッド到着後、ホテルに戻り一度小休憩です。そして夕刻闘牛見学へ。スペインを代表する国技を見学しました。見学後、市内レストランにて夕食を食べホテルに戻りました。
(マドリッド泊)
5日目 マドリッド~コルドバ~セビリア
本日はいよいよ南へ向かいます。高速新幹線AVEの一等車に乗車。待合室もゆったりとして豪華でした。一面に広がるオリーブ畑を眺めながら平野を駆け抜けていきました。車内サービスの軽食を食べ終わった頃、コルドバへ到着。気温も上がりアンダルシア地方に入ったことを感じました。
その後旧市街の見学へ。旧ユダヤ人街を通り、無数の柱が林立するメスキータ、花々に彩られた花の小路などを見学しました。その後、市内レストランで昼食をとりグアダルキビル川に架かるローマ橋を歩きバスへ。一路セビリアへ向かいました。
セビリアではカテドラルの見学へ。4つの王国の木の像に担がれたコロンブスのお墓も見学しました。その後ホテルにチェックイン。
(セビリア:アイン・セビリア泊)
6日目 セビリア~グラナダ
午前、引き続きセビリアの観光です。まずは1929年イベロアメリカ博覧会開催時の建物が残るスペイン広場へ。広場をぐるりと囲むスペイン各地の町の様子を描いたタイルがありました。
その後、ヤシの木や南国の木々が生い茂る街の中をバスで走り、「カルメン」の舞台となった場所として知られる旧タバコ工場跡(現セビリア大学)を通りながら、バスは駐車場へ。徒歩で旧市街を歩きながら14世紀後半のムデハル様式に彩られたアルカサルへ。
散策時にはタイルの本場セビリアで想い出のタイルを購入する人もいましたね。その後、1844年創業の老舗レストラン「オステリア・デル・ラウレル」にてアンダルシアのタパス料理を楽しみました。その後、グラナダへ。
グラナダ到着後、ホテルにチェックイン。ホテルで小休憩し、夕食は市内レストランに食べにいきました。セビリア大学の学生によるトウナ・バンドの演奏を食事と共に楽しみました。
夕食後は、本場フラメンコを見に行きました。アルバイシン地区にある洞窟タブラオでの本場フラメンコはすごい迫力でした。アルハンブラ宮殿のライトアップの素敵でしたね。
(グラナダ:ホテルサライ泊)
7日目 グラナダの観光
本日は赤い土「アル・ハムール」のアルハンブラ宮殿へ。後ウマイヤ朝、最後の栄華を彷彿とさせるイスラム建築の極到。王宮では天人花のパティオ(中庭)、ライオンのいない「獅子のパティオ」、カルロス五世宮殿などを見学しました。
その後、緑鮮やかな夏の離宮:ヘネラリフェへを見学しました。噴水や花々がとても美しかったですね。昼食は宮殿内のパラドールにてゆったりと楽しみました。
昼食後ホテルに戻り、午後は自由行動です。私は希望者とタクシーで市内中心部へ。カテドラル、王室礼拝堂などを見学しアルカイセリア地区で買い物を楽しみました。
夜は有名レストラン「LAS TINAJAS」にて。イースターの交通規制のためバスが入れずタクシーで移動しました。ホテル前では山車がでてパレードが行われていましたね。
(グラナダ泊)
8日目 グラナダ~フリヒリアーナ~ネルハ~マラガ
本日は地中海に向かって車を走らせます。車窓からの景色を楽しみました。丘続きの景色の中、ところどころ白い家屋が密集する村々が見えてきました。「美しい村コンテスト」でトップに輝いたこともあるフルヒリアーナへ。フルヒリアーナはどこを歩いてもカメラを向けたくなる景色でした。
その後、断崖に地中海の景色が美しい「ヨーロッパのバルコニー」のあるネルハへ。ゆったりと散策を楽しみ、昼食は「パラドール・ネルハ」にて。パラドールの食事は地元の伝統料理が出されるのが特徴です。
昼食後、国際的に有名なビーチリゾート、マラガに向かいました。到着後、パラドール・デ・マラガ・ヒブラロファロへチェックイン。夕食はホテル内レストランにて。
(マラガ:パラドール・デ・マラガ・フブラロファロ泊)
9日目 マラガ~バルセロナ
午前、バスにて旧市街へ。ピカソの生家を外観から見学し、かつてピカソの遊び場だったメルセー広場を歩きます。そして杜甫でピカソ美術館へ。ピカソの幅広いコレクションを展示してある美術館はとても見応えがありました。好きな女性は美しく、嫌いな女性は醜く描くピカソにどこか人間味を感じました。
見学後、カテドラル前でフリータイムをとりました。その後、シーフードレストラン「PEDE YCAMIN」にて昼食。新鮮なシーフードを楽しみました。昼食後、空港へ移動となりました。そしてバルセロナへ。到着後、ホテルにチェックイン。
(バルセロナ:カタルーニャ・ベロナ泊)
10日目 バルセロナの観光
午前、まずはサグラダ・ファミリア聖堂へ。彫刻の一つ一つに想いが込められているかのよう・・・1882年に着工し、その完成を今でも待っているガウディ建築の傑作です。(2010年3月現在)
見学後、聖堂近くで自由時間をとり、バスにてグエル公園へ。
ユニークなつくりの公園内はただ歩くだけで興味深い見学となりました。その後昼食レストランへ。パスタのパエリア「フィデウア」を楽しみました。
午後はピカソ美術館へ。ここではピカソの青の時代目の比較的初期の作品を中心に見学しました。その後、徒歩にてゴシック地区を散策しカテドラルの前まで歩きました。その後バスにてホテルへ。
夕食は港にあるレストラン「CANGREJO LOCO」にて。カタルーニャの前菜「ピカピカ」、またメインの溢れんばかりのシーフードを堪能しました。夕食後はライトアップされたカサ・ミラ、カサ・バトリヨで写真ストップをとりホテルへ。
(バルセロナ泊)
11、12日目 バルセロナ~ヘルシンキ~成田
早朝ホテルを出発し空港へ。フィンランド航空にてヘルシンキ経由で成田に到着。
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