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七大国立公園を巡るアメリカ大自然の旅

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こんにちは。もと海外旅行添乗員&公立高校の英語教諭で、現在は英語を使う仕事で生活をしているゆういち(@lifeasaguide93)です。

 

最近、こつこつと過去の海外添乗の想い出をブログ化しており世界史やら世界地理やらの復習をしていました。七大国立公園を巡るアメリカ大自然の旅の想い出を記事化します。

 

1日目 成田~ソルトレイクシティ

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成田空港よりデルタ航空にてソルトレイクシティへ。空港では入国審査が厳しくとても時間がかかりました。その後、航空機を乗り換えモンタナ州のボーズマンへ。到着後、イエローストーン国立公園のホテルへ。

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          (イエローストーン:オールドフェイスフル・スノーロッジ泊)

2日目 イエローストーン国立公園散策

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本日より2日間イエローストーン国立公園の見学です。イエローストーンは1872年にアメリカ最初の国立公園に指定された公園で、総面積はなんと、四国の約半分ほど。本日は広大な8ループの東側を中心に見学です。

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まずはロウアー・ガイザー・ベイスンにてファウンテン・ペイントポットへ。ぐつぐつ煮えたぎる泥の沼を見学しました。その後、レストランにて昼食をとり、午後はキャニオンカントリーへ。

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イエローストーンのグランドキャニオンは、公園の名前の由来になった黄色の岩盤がむき出しになった深い渓谷で、アーティストポイントでは策さ93mのロウアー滝を真正面から見る事ができました。

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その後、ヘイデンバレーを抜けイエローストーンレイクを車窓から眺めながらロッジへ。天気が良かったため、ロッジ近くのオールドフェイスフルガイザーを見学しました。その名の通り、約90分おきに忠実に(フェイスフル)噴出する間欠泉でした。夕食はロッジにてバイソンのステーキを楽しみました。

                            (イエローストーン泊)

3日目 イエローストーン~グランドティートン

                                                                                    【走行距離:96マイル(約154km)】

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あいにくの天気にはなりましたが、イエローストーン最大の見所アッパーガイザー・ベイスンの見学へ。

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深い青色やバクテリアにより赤褐色などの不思議な色の温泉間欠泉が続きます。朝顔色のモーニンググローリープールまで歩いて帰りは近道で引き返しました。

f:id:life-as-a-guide:20210923143856j:plain昼食は世界最大のログキャビンでもあるオールドフェイスフルインにて。午後はイエローストーンを後にし、グランドティートン国立公園へ。午後は雨も強くなっていたため、まっすぐ宿泊のロッジへ。夕食をロッジのレストランで楽しみ明日に備えました。

              (グランドティートン:ジャクソン・レイクロッジ泊)

4日目 グランドティートン~プロボ

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                                                                                 【走行距離:340マイル(約545km)】 

残念なことに、この日も天気には恵まれませんでした。雨の中グランドティートン国立公園の散策へ。車窓からの眺めは霧で真っ白・・・何も見えません。皆諦めかけた時、ガイドさんが「ティートン山脈が見えますよ!」の一声。ゆっくりと山脈が顔を出しました。

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【トランスフィギュレーション教会(別ツアーの写真より)】


ジョニーレイクの辺りを散策し、その後トランスフィギュレーション教会へ。おもちゃのような可愛らしい教会でした。その後、グランドティートンを後にし、西部劇の舞台に迷い込んだかのようなジャクソンへ。ジャクソンで昼食をとり、一路長い長い移動でプロボに向かいました。夕方7時頃プロボへ到着。

                           (プロボ:マリオット泊)

5日目 プロボ~アーチーズ~モニュメントバレー

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                     【走行距離:395マイル(約633キロ)】

朝、プロボを出発。本日は暑くなりそう!開拓時代の炭鉱やモルモン教徒の入植者が築いた街が残る渓谷を抜け、ユタ州を南下します。砂漠をひた走り次第に周囲が赤茶けた大地に変わってくるとアーチーズ国立公園に到着です。

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モアブの町で本場のハンバーガーを食べた後、午後アーチーズ国立公園の見学です。まずは三人娘の噂ばなし「スリーゴシップス」、羊岩、(岩の)摩天楼が並ぶパークアベニュー、微妙なバランスを保つバランスロックからウィンドーズセクションへ。その大きさには圧倒されました。

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f:id:life-as-a-guide:20210923150429j:plainその後2本のアーチがV字にかかるダブルアーチを見学しアーチーズを後にしました。バスはさらに南下しナバホインディアンの居留地へ。モニュメントバレーの姿が見えると車内は盛り上がりました。モニュメントバレー内グル―ディングスロッジにて宿泊です。

               (モニュメントバレー:グル―ディングスロッジ泊)

6日目 モニュメントバレー~グランドキャニオン

 

                      【走行距離86マイル(約138キロ)】

早朝、部屋のバルコニーから朝日に照らされるモニュメントバレーをのんびりと楽しみました。朝食後、トラックの荷台を改装した現代の幌馬車(?)でモニュメントバレーの見学へ向かいました。気分は西部劇の主人公です。

f:id:life-as-a-guide:20210923150533j:plainまずは車窓からナバホ族の伝統的な住居「ホーガン」を見学しました。車を走らせていくと、ビュートと呼ばれる岩が次々と現れ、左右のミトン(手袋)などが見えました。ジョンフォードポイント、アーティストポイント、ノースウィンドーポイントなどに立ち寄りました。

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f:id:life-as-a-guide:20210923150648j:plain昼食は大きな揚げパンを使った「ナバホタコス」です。昼食後、一路グランドキャニオンに向けて出発しました。アリゾナ州に入りキャメロンという街の大きなトレーディングポストにて休憩をとると、もうそこはグランドキャニオン国立公園です。

 

コロラド川が形成した深い渓谷が始まります。まずはデザートビューポイントへ。約1500mの深い渓谷の壮大な眺めを楽しみ、ロッジにチェックイン。夕食後、マザーポイントにて夕日を見学しました。

                   (グランドキャニオン:ヤバパイロッジ泊)

7日目 グランドキャニオン国立公園散策

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夜明け前、希望者と朝日を見にでかけました。徐々に空が焼けはじめ美しい朝日を見ることができました。一旦ロッジに戻り朝食を済ませた後、シャトルバスにてウェストリム(西側)の観光へ。

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谷底にあるコロラド川に降りるトレイルや、頭の上を飛んでいくコンドルを見ながら・・・それにしても20億年かけてコロラド川が浸食したこの景観・・・圧巻でした。昼食をブライトエンジェルロッジにて食べた後、午後は自由行動です。

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私は希望者とグランドキャニオンを下るトレイルを歩き景観を楽しみました。ヘリコプターに乗った方もいましたね。夕食はステーキハウスにてダイナミックなリブステーキを楽しみました。

                           (グランドキャニオン泊)

8日目 グランドキャニオン~レイクパウエル~ブライスキャニオン

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                     【走行距離:278マイル(約446キロ)】

午前、まずはアンテロープキャニオンへ。らせん状に浸食された岩の景観がなんともいえず神秘的でした。見学後、全米第二位の大きさを誇る人造湖レイクパウエルへ。巨大な湖とコロラド川をせき止めてつくったグレンキャニオンダムにて写真ストップしました。

 

この辺りは映画「猿の惑星」の撮影場所として有名です。昼食を湖畔に建つホテルのレストランで食べ、午後ユタ州へ戻ります。チョコレートケーキのような地層を見学しながらブライスキャニオンへ。

                    (ブライスキャニオン:ルビーズイン泊)

9日目 ブライスキャニオン~ザイオン

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                     【走行距離:145マイル(約232キロ)】

ブライスキャニオンの観光へ。公園内の標高は2800m。フゥードゥーと呼ばれる尖塔群を見学しました。サンライズポイントからサンセットポイントまでゆっくり歩きました。その後、バスにてザイオン国立公園へ。

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途中、ポップコーンが前菜のレストランにて昼食をとりました。ザイオンとは「神の国」の意味です。最初にこの土地に入植したモルモン教の人々が、その壮大な巨石群に神の偉大さを見出し、この名前をつけたと言われています。

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チェス盤のような筋の入ったチェッカーポイートメサ、アブラハム、イサク、ヤコブと呼ばれる岩の間を通り、ザイオンロッジへ。その後、園内のシャトルバスに乗り換えウィーピングロックへ。剥がれ落ちた岩盤から滴り落ちる水はなんと800年前も前のものとのことです。

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f:id:life-as-a-guide:20210923151726j:plainその後、バージン川沿いを散歩しました。あいにくの雨に打たれましたが普段はなかなか歩かずに通過してしまうザイオンを楽しむことができました。

             (スプリングデール:マジェスティックビューロッジ泊)

10日目 ザイオン~ラスベガス~フレズノ~ヨセミテ

                     【走行距離:160マイル(約256キロ)】

早朝ザイオンを出発。ユタ州を出てダイナマイトを利用して山を切り開いた難工事のため、莫大な費用がかかったというミリオンダラーハイウェイを通ってアリゾナを横切りネバダ州へ。車を進めて行くと砂漠の中に現れたのはラスベガスです。

 

その後、空港に到着。航空機にてカリフォルニアのフレズノへ。カリフォルニアらしいギラギラの太陽の下、アーモンド畑やブドウ畑を抜けスーパーに立ち寄りホテルにチェックイン。

                     (ヨセミテ:ヨセミテビューロッジ泊)

11日目 ヨセミテ国立公園散策

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本日はヨセミテ国立公園の見学です。ヨセミテ国立公園はシエラ・ネバダ山脈に位置し、面積は東京都の1.5倍です。かって氷河によって削られた渓谷と花崗岩の景色です。

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南口から公園に入りシュガーパインやポンデローサパインの茂林をドライブし、ブライダルベール(花嫁)の滝や、ヨセミテ滝で写真ストップしヨセミテロッジへ。園内のツアーに参加してグレイシャーポイントを目指します。

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2199mの展望台では滞在時間が40分と短かったですが、ハーフドームやエルキャピタンの絶景を堪能することができました。

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午後はヨセミテロッジに戻り希望者とヨセミテ滝に続くトレイルを歩きました。落差740mの公園内最大の滝は世界8位の落差を誇ります。夕食は1927年創業のアメリカ屈指の名門ホテル・アワニーにてコース料理を楽しみました。

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                                (ヨセミテ泊)

12日目 ヨセミテ~サンフランシスコ

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                     【走行距離:218マイル(約349キロ)】

本日はジャイアントセコイアの群生するマリポサグローブの森へ。トラムに乗り換えて、日本語の音声ガイドを聞きながらの森の中の散策です。威厳と風格の備わった樹齢数千年という大木を見学しました。倒れた巨木の根は間近で見てみると、とてつもなく大きかったです。

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f:id:life-as-a-guide:20210923154029j:plainその後、ヨセミテ公園を後にして一路サンフランシスコへ。途中、中華料理の昼食を食べ風車の森、アウモントからオークランドを経由し、ベイブリッジを渡ってサンフランシスコに入りました。

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ゴールデンゲートブリッジに立ち寄りユニオンスクエアのホテルにチェックイン。夕食はホテル内のミシェラン二つ星のミッシェルミナにて。いよいよ明日はツアーの最終日。今回の合計走行距離はなんと約4300キロ!!

            (サンフランシスコ:ウェスティン・セントフランシス泊)

13日目、14日目 サンフランシスコ~成田

朝、希望者とケーブルカーを乗りに行きました。ホテルに戻り準備をすませ空港へ。国際線へチェックイン。その後、日を跨ぎ成田空港に到着となりました。

 

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