こんにちは。もと公立高校の英語教諭で、現在は英語通訳ガイドで生計をたてているゆういち(@lifeasaguide93)です。
最近、過去に作成した旅行記等を見直しています。思えば大学卒業後は海外出張ばかりしていました。
現役時代は海外旅行がトラウマになるくらい嫌でしたが、不思議なもので現在では海外旅行へ想いは深まるばかりです。
私は2014年、フランスのボルドー地区で年に一回開催されるワインマラソン「メドックマラソン」に参加致しました。
私は個人参加を決断し、航空機、ホテル、大会への登録等、全て自分で行いましたが当時メドックマラソンについての情報が乏しくインターネットをフル活用しても一抹の不安を抱えたままフランスに出発致しました。
出発前の準備編については以下をご覧ください。
メドックマラソンには個人参加がおすすめ ~登録から参加までの流れ~
マラソン当日については以下をご覧ください。全20シャトーのワイン、全て飲んできました!
メドックマラソンには個人参加がおすすめ ~当日のルートと提供ワイン~
メドックマラソンについての基礎知識を仕入れるなら以下の漫画がお勧めです。
漫画「神の雫」は私がワインの世界にどっぷり浸かってしまうきっかけとなった漫画です。24巻にてメドックマラソンについてのストーリーがあります。
私は、ワインの英語表現を勉強したかったため、日本語版を何度も読破したあと、英語版でも読みました。
それでは、メドックマラソンに出発しフランスに到着後の流れを共有させていただきます。
マラソン本番前日にやること
日本を出発後、いろいろなトラブルがありましたが、なんとかボルドーの街へ到着しました。
ホテルにチェックイン! ようやくここまできたなぁ・・・
ほっとするのも束の間です。マラソン前日は、マラソンのスタート地点であるポイヤックにあるEXPO会場にゼッケンを取りにいかなくてはいけません。
私はボルドーのTGV駅(TGVとはフランスの新幹線です。)近くのホテルに宿泊だったため、徒歩で旧市街に向かいました。
ポイヤック行きのシャトルバスは事前にインターネットを通して予約していました。後は乗り場を見つけるだけです。
私は以下の通りシャトルバスを予約していました。
ボルドー出発 19:00 city center ( Allees de Bristol)
ポイヤック出発 22:00 Expo center
料金:€10
City center ( Allees de Bristol)・・・どこだぁ。
地図を見る限りAllees de Bristolとは下の地図のところのようですが。
不安でした。余裕を持って到着し周辺を少しうろうろし疑心暗鬼になり始めた頃・・・
きた!!
正式な予約確認書のようなものはないので、実行委員会から送られてきたメールのコピーを持参し、ドライバーに見せました。
出発はここcity centerの他、Bordeaux-Lac (Pullman Hotel) もしくはBordeaux 空港からでも途中乗車できるようです。 ポイヤックまでの移動距離は約1時間30分です。以外に遠いのですね。
19:00ボルドー発の予約は遅すぎたと反省しています。正直なところポイヤックまで1時間30分もかかると思っていませんでした。
ポイヤックにつくと外はもう真っ暗で、EXPO会場の中も人がまばらで多くの参加者はすでの事前登録を済ませていたのでしょう。
本来であれば、EXPO会場では各スポーツグッズ、仮装グッズ(準備し忘れた参加者用)などの出店が出て賑やかだと聞いておりましたが、今回は夜が遅すぎて全て閉まっていました。
幸い、屋台のバーは開いていましたのでせっかくなので私も前夜祭を楽しむことにしました。ビールとワイン、そしてチキンガーリックグリルをオーダーしました。
おもしろかったのが、ビールカップのシステムです。ビールがメドックマラソンのロゴ入りの専用のカップで提供されましたが、カップを持って帰ったら€2、カップをお店に返却すると€1で飲めるということでした。
EXPO会場で行うことの手順を紹介します。
1. 事前にメールで送られてきたNo.をEXPO会場内のスタッフに提示しゼッケン等を
受け取ります。参加賞は、Tシャツ、ポスター等まぁまぁ豪華な感じでした。
っていうか自分が細くて若い!!
2. 翌日のバスの予約確認をします。 ゼッケンを受け取った場所の隣にバス予約確認
のブースがあります。メールで受け取った予約書のようなものをスタッフに見せ
ると腕にリストバンドを付けてくれます。翌日はバスドライバーにバンドを見せ
乗車するというシステムです。
3. インフォメーションブースがありますので、疑問点等があれば確認できます。
また、マラソン翌日のマラソンコース散歩、ボルドーシャトー見学の予約など各
種エクスカーションの予約もできるようでした。
EXPO会場の様子です。
さぁ、翌日はいよいよ本番です!!
マラソン参加前の注意事項
いよいよ明日はマラソン本番です。本番前に確認しておきたいことを以下にまとめました。
1. トイレは何箇所か簡易トイレが設置されますが、基本は青空トイレです。男
性も女性も木陰を探すことになります。
2. 制限時間は6時間半です。(外気温が暑いと7時間に延長されることがある
ようです。)
3. ゼッケンをつけるピンは日本から持参した方が良いです。今回は現地の受付
においていましたが、見た感じすぐ無くなりそうでしあ。
4. マラソン終了後、ゴール地点の近くにあるシャワーブースが利用できます。
バスタオルを持参した方が良いです。
5. 各エイドには、いろんな食べ物があるがバランスよく取った方が良いです。 支給される食べ物は、クロワッサン、クッキー、オレンジジュース、りん
ご、バナナ、オレンジ、ナッツ類、コーラ、水 ワイン(もちろん)、サン
ドイッチ、ワッフル、パウンドケーキ類、ポテトチップス、トマト(生)
野菜ジュース、生牡蠣(生レモンも)、ステーキ、プロセスチーズ、ブド
ウ、アイスキャンディー等
6. ワインが提供されるシャトー、もしくはエイドでは必ずしも水があるわけで
はありません。水がもらえるところではペットボトル毎もらい、以後はその
ボトルをキープしておくことをお勧めします。
7. 走るところはほとんど平地です。しかしながら、コンクリートやブドウ畑の
砂利道(さすがボルドーのテロワール)を走ることになりますのでかなり足
にきます。マイペースをキープして下さい。ゆるやかな坂は何箇所かありま
す。
8. 何箇所かメディカルサービスあり こむら返り等の症状が出た場合、処置
をうけることができます。事前に配布される地図で場所を確認しておくと良
いです。
9 各楽器演奏見学はほどほどにしておきましょう。いたるところで地元ミュー
ジシャンによる演奏が行われています。ヨーロピアン達は、音楽に合わせて
踊っていたりしますが、各シャトーでワインも楽しまなければならないの
で、案外時間はありません。見学はほどほどにワインを飲みましょう。
フルマラソンといっても日本のそれとは違いますので、普段から走り慣れている方でも注意が必要かと思われます。
こむら返り予防として私がトレーニング時代から愛用していたドリンクを紹介します。