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英語通訳ガイドとしての生き様を公開しています!

メドックマラソンには個人参加がおすすめ ~登録から参加までの流れ~

こんにちは。もと公立高校の英語教諭で、現在は英語通訳ガイドで生計をたてているゆういち(@lifeasaguide93)です。

 

先日過去のブログを整理していたら懐かしいものがでてきました。フランスのボルドーで毎年開催されるメドックマラソンの参加記録です。

 

私はワインが大好きで、自分の欲求に抗うことができず、フランスに飛んでいったのでした。当時はメドックマラソンの情報が十分ではなく個人参加はいろいろと大変でした。

 

しかしながら、持ち前の添乗員能力となんとかなるさの精神で、ボルドー地区を走破し、そしてルート上全てのシャトーでワインを飲みきってきました。

 

その時の記録のブログをもとにリニューアルしてみました。今後メドックマラソンに参加される方の参考になれば幸いです。

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マラソン前日にやることについては以下を見てみて下さい。

メドックマラソンには個人参加がおすすめ ~大会前日の流れ~

 

マラソン当日については以下をご覧ください。全20シャトーのワイン、全て飲んできました!

メドックマラソンには個人参加がおすすめ ~当日のルートと提供ワイン~

 

健康のため&ワインのために参加を決めたメドックマラソン

私は約6年前、英語教員として生活しておりました。充実した日々を送っていましたが、仕事柄デスクワークが多く運動不足になっていました。

 

そこで、健康のためランニングを始めようと思ったのですが、私の過去の経験と性格上何か目標がなければ長くは続かないと確信していました。そして悩んだ挙句、たどり着いた答えが、メドックマラソンに参加という謎に大きい目標でした。

 

メドックマラソンに参加を決めたきっかけはこれです。

 漫画「神の雫」です。この漫画のおかげで私はワインの世界にどっぷり浸かってしまい、最終的にはボルドーに行きたいと密かに想いをはせていたのです。

 
 
 
 
 
 
 
 
今後メドックマラソンに個人で参加する方が、少しでも安心して出発できるようにと記録を残すことにしたのです。ここからは基本的に過去に書いた記録のまま綴っていきます。

メドックマラソン参加登録&出発までの流れ

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まずは、参加するための登録についてです。一つ一つ確実にやっていきます。以下の順番になります。

 

1. 2月下旬 メドックマラソン 参加受付開始  料金 €88(2014年当時)

 メドックマラソンHP(http://www.marathondumedoc.com)のregistrationから登録

    します。 2月中旬くらいから頻繁にHPをチェックした方が良いです。とても人気が

    あるマラソンなので油断していると参加枠がなくなってしまいます。  

 登録料には€88(2014年当時)かかりました。支払いはカード払いマストです。

 

2. 2月下旬~ 登録完了(メディカルサーティフィケイト提出)  

     参加料を支払うと、メディカルサーティフィケイトを提出するよう メドックマラソ

     ン実行委員会(以降、実行委員会と記載)から指示が あります。フォームはHPか

     らダウンロードできます。

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  ネット上でいろいろな情報がありますが、私は友人の医師に病院の名前、住所が入っ

    たハンコをもらいサイン、日付を記入してもらい提出しました。

    問題なくOKでした。 記入後のサーティフィケイトを写真に撮り、それをHP上から

   提出します。

 

   後日、以下のような登録無事完了のメールが届きます。

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   これでひとまずマラソン参加への登録が完了しました。大会側から次の案内があるま

   でしばらく時間があきます。この間はひたすらトレーニングに徹しました。

 

3.  6月下旬 実行委員会から大会の案内がメールで届きまず。メールの内容はメドック

   マラソンがどんなもので、毎年どんな人が何人くらい参加しているかというような

      ものです。

 

4.  6月中 走行ルート地図、ポイヤックの地図(スタート・ゴール地点)等が届きま

  す。これらはフランス語で書かれておりフランス語を習っていない限り、読めないで

 すが、読めなくても大丈夫なので心配ありません。記念品というくらいに思っておい

 て大丈夫です。ただ、走行ルート、スタート地点の地図くらいは目を通しておくと良

 いと思います。 地図には給水所を兼ねた各シャトー、走行中のエイドメディカルサー

 ビス、そしてフルコース(牡蠣、ステーキ、果物、チーズ、アイス)が提供される場

 所が記載されています。 今回ワインを提供してくれたシャトーは20箇所でした。あ

 とで詳しく記載します。

 

5  7月上旬~8月上旬 ボルドーからポイヤックまでのシャトル案内がメールで届きま

 す。バスの発着場所、時間に注意しシャトルバスを予約しましょう。  

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 飛行機、列車、宿泊等、全て手配した後、バスの時間を決めることをお勧めします。(その方が旅程を決めやすいので)

  ※前日パスターディナーが実行委員会主催で開催されます。有料のパーティーですが

  良い思い出になりそうです。私はマラソンに向け休むため参加しませんでした。

     パスタディナーの予約もこのタイミングで行います。  

 

 参考までに以下のようなバスが予約できます。  

 前日ポイヤック行きのバス:往復 €10

 当日ポイヤック行きのバス:往復 €15 

 当日デラックスタイプバス(車内に荷物置いておける):往復 追加  €6  

 ※普通のバスには荷物はおいていけません。

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 予約が完了すると上記のようなメッセージが大会側から届きます。これはマラソン前日に大会委員会の会場にゼッケン等を取に行くために利用したバスの予約です。

 

 以下はマラソン当日のバスの予約です。

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6.  8月中旬 メドックマラソン運営委員会からスタートナンバーが届きます。マラソン

 前日ゼッケンを受け取る際に必要になります。プリントアウトし持参してくださ

 い。 

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7. 8月下旬 予約シャトルの時間等の案内が改めて届きます。これも一応プリントアウ

 トして持参した方が良いです。必ず日付、時間、乗車場所等を再度確認して下さい。

 

出発がどんどん近くなってきました。これら案内が届くタイミングでは移動の航空機、宿泊ホテル等の手配は全て完了させておくことをお勧めします。

メドックマラソン出発までに準備しておくもの

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出発までに準備するべきものを確認しましょう。準備リスト等を作成し出発前にチェックをすると良いと思います。

 

準備するもの

1. パスポート

2. 大きいスーツケース(景品のワイン等*をいれるため)*1

3. スーツケースに入れるワインを固定するタオルなど大量に

4. 仮装用の衣装*2

5. ボルドー周辺の地図 or ガイドブック

6. カロリーメイト、エナジードリンク等の軽食 *3

 

確認を済ませておくこと

1. ボルドーまでの移動手段(航空機、列車、バスなど)

2. 現地ホテルの予約

3. 到着日、そして翌日に使うものは手荷物へ、それ以外はスーツケースへ*4

 

 *1 日本への持込みは3本までが非課税です。それ以上は1本200円くらい支払えば

 持ち込めます。あとは、スーツケースの重量(通常エコノミークラス23kgまで)

 を考えればOKです。 液体類(当然ワインも含む)は手荷物では機内に持ち込めませ

 ん。出国後の免税店での購入はOKです。

 

*2 メドックマラソンには各年毎にテーマが設定されています。しかしテーマから外れて

 いる人も多数いるのであまり神経質に考えなくても良いです。目立つ格好をしている

 人もいれば、走りやすい格好をしている人もいました。

    

*3 マラソン当日は早朝出発のため、ゆっくり朝食をとれません。簡単に栄養補給できる

 ものを日本から持って行くと便利です。

 

*4 最低限の生活ができるためのもの(携帯電話の充電器、目覚まし時計等)は手荷物に

 することをお勧めします。 

 

以下、私のお勧めの旅行準備品です。

スーツケース 

サムソナイトのスーツケースは丈夫で長持ちします。日本ではめったにありませんが、海外では、我々のスーツケースはかなり雑に扱われると思って下さい。現地スタッフは作業の過程で我々のスーツケースを巴投げしていることが頻繁にあります。

 
 
 
現地についたらマラソンが待っています。私の場合は弾丸旅行だったため、到着日翌々日がマラソン本番の日でした。日本からの長距離フライトの際は極力休んで体力を温存しましょう。機内ではネックピローはマストアイテムです。
 
ラゲッジチェッカー
 
スーツケースの重量を計ることができる優れものです。私はワイン等お土産を買って帰る気満々でしたから、チェッカーが大活躍しました。これは添乗員時代の知恵です。
 
さぁ、準備は整いました。いよいよフランスに向けて出発です。次回はフランス到着からの流れを綴っていきます。
 
以下、ガイドとしての仕事の受注方法や資格試験等について書いています。
 
 

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