英語がペラペラになります!効率の良い英語学習法
こんにちは。もと公立高校の英語教諭で、現在は英語通訳ガイドで生計をたてているゆういち(@lifeasaguide93)です。
最近、友人が英語を改めて勉強し、海外留学をしたいと一念発起しました。
私は素晴らしい考えだと称賛し、全力で応援することを約束しました。私の元公立高校の英語教員としての教育熱が目覚めてきました。
私は、現在の英語通訳としての仕事経験論も踏まえた上で、社会人向けで忙しい人にでも対応できるベストな英語学習法を真剣に考えました。
改めて英語を学習したいと思っているけど、社会人のため仕事や家庭で忙しいというあなたにも是非おすすめなので、シェアさせていただきます。
私が思う英語取得の一番の近道を時系列に並べています。
- 1. 自分の英語文法基礎レベルを振り返る
- 2. 身近にいる英語話者をみつける
- 3. 英語で日記を書く
- 4. 単語習得と英語長文のリスニング聞き流し
- 5. 英語話者との会話練習開始 or オンライン英会話
- 英語学習の道に終わりはなし
1. 自分の英語文法基礎レベルを振り返る
今回の学習法は、あくまで義務教育課程を修了した社会人を対象としています。そのため、英語学習を進める上で最低限わかっていないと辛いという基礎を以下に記載しています。
①Be動詞とその疑問文のつくり方
②一般動詞とその疑問文のつくり方
③現在進行形
④未来形意思のwill
⑤受動態
⑥WH疑問文
⑦関係代名詞、関係副詞
⑧仮定法
⑨動名詞
⑩不定詞
⑪時制のWhen
⑫現在分詞、過去分詞
⑬比較級、最上級
⑭同格のthat
※普段の自分の会話を思い出しながらの思いつきベースなので学校で習う順番にはなっていません。
※抜けているものがある可能性があります。ご了承ください。
いかがでしょうか。繰り返しになりますが、私が普段仕事上の会話、またはメール等で実際に話している内容を思い出しながら書き出しましたが、おおよそ義務教育で習う全ての文法を網羅していることに我ながら気づきました。(笑)
感覚的に普段あまり会話で使わない英語文法事項は、関係副詞、過去完了形、仮定法過去完了、分詞構文かなぁ?という感じです。
そこで、上に記載した文法事項についての習熟度愛によって次のステップが変わります。
①例文を出せと言われたら難しいけど、その分を見たらなんとなく理解できるというあなた
改めて英語文法を詳細に説明した参考書を準備する必要はありません。困った時はGoogle先生を使い確認する程度でサクサク勉強を進めていきましょう。私が次の章で説明する日記を書くの手順に進んで良いと考えます。
ただし、より英語をしっかり身につけたいという方は以下がおすすめです。
ネクステージは、私が高校生の時代から愛用しているバイブル的存在で、何が良いかというと、穴埋め式の問題を解きながら文法の復習ができ、なおさら英語力を強化するためのイディオム(慣用句的な語法)がたっぷり載っているためです。
今でも私の基礎英語力はネクステージのお蔭と言っても言い過ぎではありません。
②上の文法事項のおおよそ半分以上、or半分は理解できそうというあなた
その後の英語学習をスムーズに進めるためにも、約1ヵ月くらいの期間をとり上に書いた①~⑭までをサラッと復習すると良いです。
気合をいれて勉強する必要はありません。参考書をサラサラっと見直して、ああこういう意味だったよなぁというレベルで良いと考えます。
参考までにおすすめの文法書を以下に挙げておきます。正直、このレベルの学習者であれば何でも良いです。本屋でパラパラと参考書を流し読みしあなたが使いやすいと感じたものを選ぶと良いでしょう。
英語の文法書には基本的に新しい、古いも関係ないので古本屋で安価にゲットするのも一つの方法です。
私は以下が使いやすいです。
個人的になぜ使いやすいかというと、英語を学習する上での日本人と外国人の感覚の違い等が説明されており、昔とても納得したことを記憶しています。
感覚の違い?と難しく聞こえるかもしれませんが、そんなことはなく、イラストやコラムが豊富で抵抗なく読み進めることができます。
③上の文法事項についてさっぱりわからん!というあなた
焦らずに英語の基礎を1から学んでいきましょう。文法学習に抵抗があるというあなたのために私が1冊おすすめの文法書を厳選しました。
一躍時の人なった東進ハイスクールの安河内先生の著作です。
私が挙げた文法事項について、さっぱりというあなたは間違いなく英語文法学習に抵抗を感じていると思います。私も同じでしたから気持ちがわかります。しかしながら、英語を学習したい、話せるようになりたいという目標がある限り避けては通れないのが文法学習です。
おすすめは「英語をはじめからていねいに(完全版)」ですが、もしあなたが使い易いものがあれば、別の参考書でももちろん結構です。
重要なのは、私が挙げた①~⑭までの文法事項がカバーされており、それらについて一通り勉強しなおしていただくことです。(目標は1ヵ月~2ヵ月で1冊終わるイメージ)
2. 身近にいる英語話者をみつける
それでは、最初のステップとして、英語文法基礎ができあがったら、次は身近にいる英語話者を探しましょう。もちろん、最初の1のステップの間に並行して探してもまったく問題はありません。
そして身近な英語話者を可能な限り利用しましょう。英語話者は必ずしもネイティブである必要はありません。日本人でも良いです。ポイントは、日本語が話せること、そして日本人であれば英会話が難なくできる方を選出することです。
もし日本人を選出するのであれば、ポイントはその方が本当に英語を話せるかです。なぜならば、日本人の英語スペシャリストの中には超難問の英文を詳細に解説できる技術を持ちながら会話になると全くできないという方も存在します。
難解な英文解読は素晴らしいスキルで私には一生かかってもできませんが、今回英語通訳の立場から教える英語学習法としては、あくまで英語を話すことに重きを置きます。
英会話では、文法構造等をじっくり考えパーフェクトな文をつくる必要なんてありません。(もちろん完璧がベストですが)
なぜならネイティブですら普段から間違えていますし、私も良く、三人称やaやthe、そしてHe, Sheを言い間違えたりしてます。あと、数字とは本当に難しいです。
果たして、何人の日本人英語上級者(自称)が、345億7892万4321円を速効で英語で話せるか疑問です。
ちなみに私はできません。会話の中だと考える前にギブアップして紙に数字を書きます。その方が圧倒的に速いですし(笑)
3. 英語で日記を書く
さて、文法の基礎ができて、プライベートな英語の先生を獲得できた後は、毎日英語で日記を書きましょう。
推奨の文章量ですが、一日の出来事を時系列で10文くらいです。そして、文章はストーリー化されていて、そこで自分がどう感じたかを入れるよう心掛けると良いです。
さらに英語的、起承転結、また論理的思考を身につけるために、「今日は〇〇があった。私は○○と考えた。なぜならば〇〇だからだ。」というような自分の考えと理由を入れるとなお良いです。
ポイントはあまり悩みすぎず、手元の参考書、単語帳、辞書等を見ても解らない場合は迷わず、Google先生に教えてもらいましょう。Google翻訳を使うのも良しです。
ただし、その後の作業が重要です。Googleの検索結果でできたその英文が本当に正しいか必ず疑って下さい。そして自分の知識と照らし合わせて吟味しましょう。
私の感覚的に、Google翻訳はほぼ意味は伝わるレベルに翻訳してくれますが、違和感を感じる例文が多いです。(私の仕事先の英語ネイティブも同じことを言っています。)またGoogleを利用し英語の例文を調べると、変な例文がヒットすることが多いように感じます。
例えば、Google上で、「私は昨日会社で寝ていた 英語例文」と検索すると言いたいことに近い例文が検索でヒットしますが、完全ではありません。あなたはその分を吟味し必要に応じて変更する必要があるでしょう。
そして、それができたら、英語話者に添削してもらいましょう。この作業は継続的にやってもらう必要があるため協力者の技量や忙しさを見て日記に書く英文量を調整すると良いかもしれません。
上記のような作業を継続して行い、慣れてきて日常のルーティーンとすることができたなら、次のステップに移動します。
4. 単語習得と英語長文のリスニング聞き流し
日記の作成に慣れてきたら、日記は続けつつ、あなたの語彙(ボキャブラリー)を増やしつつ、耳を英語に慣らしていきましょう!おすすめはキクタンシリーズです。
キクタンの良いところは単語が英文の中ででてくるので英文を耳で聞きながら単語、さらには英文毎覚えることが可能です。
英語は例文を覚えたもの勝ちです。是非がんばりましょう!我々が日本語を話せるようになった過程も同じですよね?最初は全て誰かが話した例文を丸暗記することから始まっていたはずです。
そして耳が慣れてきたらおすすめなのが、速読英単語シリーズです。
このシリーズは私の愛読書の一つで、キクタン同様、英語文の音源が付属されているため、長文の中にある新出単語たちを長文のリスニングを聞きながら覚えていくというものです。
慣れないうちは難しいですが、慣れてくると英語スキルがグンとあがりますよ!速読英単語では長文の日本語訳、新出単語に意味もきちんと解説されているため、まずは長文のおおまかな内容を日本語で把握する、そして新出単語の意味を確認、それが終わってからひたすら聞き流すという作業がおすすめです。
5. 英語話者との会話練習開始 or オンライン英会話
歯を食いしばりながら、ここまで勉強を続けてきたあなたには、いよいよネイティブ英語話者orそのレベルの日本人英語話者との会話をする力が備わっています。
間違いなくあなたは自分の英語スキルがとてつもなく上がっていることを確信するでしょう。
よく言われるのが、習うより慣れろで、英語学習を始めたらすぐにネイティブととにかく会話をして経験を積め!という意見です。
部分的には私も賛成なのですが、上のような方法はある程度の基礎がある人向け、もしくは小さな子供にのみ有効な手段だと考えています。
ある程度年齢を重ねた大人にはとても難しい方法で、かつせっかく英語を勉強したいと思ったのに、早速自信を失ってしまうということに繋がりかねません。
このような理由から私はある程度、学習し基礎を備えてからネイティブトークにすすむことをすすめています。
このステップまでたどり着いているあなたは、ネイティブが相手でもひるまずに、ある程度、あなたの言いたいことを伝えられるレベルになっています。決して間違うことを恥ずかしいと感じないで下さい。何度も言いますが、ネイティブでも間違えます。
今後はネイティブと会話を重ねあなたの英語スキルを上げて行って下さい。
近くにネイティブがいない!というあなたのために以下おすすめのオンライン英会話を記載します。
レアジョブ
私がレアジョブを推す理由は、私はフィリピン人が大好きだからです!半分冗談ですが、半分本気です。
レアジョブでは、フィリピン大学(日本の東大)の学生やOBが講師として登録しており、講師人数の中心を構成しています。フィリピン人は英語ネイティブで、なんといっても同じアジア人ですから、欧米人にはわからないアジア人特有のニュアンスが伝わりやすく、国柄陽気な方が多いので、あなたは間違いなく楽しく英語を学習できます。
まずは無料体験レッスンを受けてみてはいかがでしょうか?
Best Teacher
ベストティーチャーのオンライン英会話は、英会話だけでなく、ライティング、リスニングも並行して学習することができ、総合的な英語スキルアップが期待できます。
ライティングでは、オンライン上で英語を使いたい場面を選び、会話形式の英文スクリプト(英作文)を作成します。作成した英文スクリプト(英作文)は、講師が添削してオンラインで確認できるシステムとなっており、まさに私が推奨している日記と添削と同じです。
またネイティブが添削した英文はリスニング教材として使用することもできるため耳も一緒に鍛えられます。
ベストティーチャーでは、上記の作業が終了した後、講師とスピーキングのレッスンに入っていきます。
こちらも是非まずは無料レッスンを受けてみて下さい!
英語学習の道に終わりはなし
私は英語を学習し始めて、気づけば今では20年以上になりました。私が英語を話したいと思ったきっかけは長い時間勉強させられる教科なのだから、どうせなら話せるレベルまでになりたいと思い今に至ります。
私は普段から英語を用いて仕事をしており、おそらく生活の80%は英語漬けです。(自宅にいるとき以外は基本的に英語)そのような環境におかれていながらも、毎日新しい単語、いいまわしが出てきたりと勉強を重ねています。
おそらく私の英語レベルはMAXが100だとしたらまだ50くらいなのだろうと思います。しかしながら、私は英語話者とコミュニケーションがとれます。ここまでくれば後は
練習あるのみです。
私もあなたと一緒に引き続き英語学習をがんばります!
コロナ終息後のガイディングに向けて英語の勉強をしていました。以下、参考にしてください。
コロナ終息後 確実に問われる英語 すぐには出てこない単語たちについて【政治編】
コロナ終息後 確実に問われる英語 すぐには出てこない単語たちについて【社会制度&司法制度編】
コロナショック後 確実に求められる英語力 すぐには出てこない単語たちについて【医療制度編】
コロナショック後 確実に求められる英語力 すぐには出てこない単語たちについて【経済・金融編】
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